著者
磯田 道史
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.137-176, 2002

論文はじめに一 ペリー来航と門閥制度 1 ペリー来航以降 2 門閥世襲批判 3 人才挙用論二 諸士皆学制の施行 1 鳥取藩の藩校教育 2 藩校への出席強制 3 登校拒否の理由三 藩校による人材選抜 1 藩校の改革 2 役人選挙制の導入 3 門地格禄の廃絶へおわりに

言及状況

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明治17年9月15日、安達清風が死去。幕末の鳥取藩出身で、磯田道史「幕末維新期の藩校教育と人材登用」(『史学』71-2・3)によれば、「藩内きっての俊英」であり、藤田東湖の影響を受けて能力主義による人材登用の必要性を主張した。徳川慶喜の側近・原市之進とも交流。 https://t.co/peOSHPCOtg
磯田道史「幕末維新期の藩校教育と人材登用」(『史学』71-2・3、2002年)は、鳥取藩を素材に、近世的な門閥世襲が近代的な人材挙用に変化する過程を分析。ペリー来航によって、実際に藩の軍事力が動員されたことを重要視する。 https://t.co/9FdWH4OuOu
幕末維新期の藩校教育と人材登用 : 鳥取藩を事例として http://t.co/FCW2lVHLP7  なんとなく読んだんだけどとても面白かった。世襲に甘えまるで怠惰な上級武士たちに対し下級の者は出世への希望から文武に励む。それを藩校改革の中で吸い上げ登用しようとする

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