著者
百々瀬 いづみ 丸岡 里香 中出 佳操
出版者
天使大学
雑誌
天使大学紀要 (ISSN:13464388)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.33-42, 2009-06-30

現在、わが国の社会問題となっている生活習慣病の1つであるメタボリックシンドロームを予防するためには、より早期の年代から健康教育を行うことが重要である。著者らは、特に思春期世代への健康教育が必要であると考えている。そこで、大学生がピア・サポーターとなり、高校生に対して運動と食の教育をピア・エデュケーションの手法を用いて、楽しみながら知識の習得や実技体験を試みた。その結果、学習後には、意識や行動の変容につながったことが推察され、健康教育は効果的であったと考えられる。今後は、ピア・サポーターの育成と力量形成に向けた一層の取り組みを行うこと。加えて、ピア・エデュケーションを活用した思春期の若者とその親世代への食や運動の教育をより一層推進できるよう取り組んでいきたい。

言及状況

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「ピア・エデュケーション」で実践された内容と効果・評価について掲載されている資料を紹介してほしい。

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