著者
森 類臣
出版者
同志社大学
雑誌
評論・社会科学 (ISSN:02862840)
巻号頁・発行日
vol.89, pp.31-87, 2009-10

本研究は、2003年に盧武鉉元大統領が行った「記者クラブ」解体のプロセスに焦点を当てている。記者クラブは、日本による朝鮮半島植民地支配の遺物として、日本だけでなく韓国にも戦後継続して存在していた。官庁や大企業などの主要情報源におかれていた記者クラブを、韓国の歴代政権は情報統制に利用し、また、記者クラブ自体が排他的・閉鎖的・差別的構造を持っていたことは、日韓とも同じであった。2003年の記者クラブ解体前には、『ハンギョレ新聞』『オーマイニュース』などによる対記者クラブ闘争があった。Kisha clubs existed in only Japan and the Republic of Korea, which had been colonized by Japan for 40 years. This paper is focusing on process of dismantling of "Kisha Clubs" by the former Korean president Roh at 2003 in the Republic of Korea. The "Hankyoreh" newspaper urged the media industry to reform the kisha clubs in 1991. Further on, the Internet newspaper "Oh My News" fought against the kisha clubs in the Inchon district court in 2001 and then insisted that kisha clubs are against the public's right to know. Shutting down the kisha club helps the media to restore their energy to watch over the centers of power, as shown in the Korean case.

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こんな論文どうですか? 韓国・盧武鉉政権による「記者クラブ」解体の研究(森 類臣),2009 https://t.co/QSYOH8seth 本研究は、2003年に盧武鉉元大統領が行った「記者クラブ」解体のプロセスに焦点を当てている。記者クラブは、…
[paper][free] 著者は同志社大学社会学部嘱託講師(当時) / 「記者クラブは、日本*朝鮮半島植民地支配の遺物として*韓国にも戦後継続して存在」 / 森類臣(2009)「韓国・盧武鉉*政権による「記者クラブ」解体の研究」 https://t.co/75177U2cvB
韓国・盧武鉉(ノムヒョン)政権による「記者クラブ」解体の研究 http://t.co/wY7OnNZHRP

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