著者
高梨 章
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.206-220, 2010-09-01

戦前においては,国民の8割以上が小学校卒業であった。では,その彼らのリテラシーとは,一体どの程度であったのか。また,リテラシーの相違は,図書館の利用者層とどのように連関したのか。種々のリテラシー調査を見れば,小学校卒業者のリテラシーの低かったことが判明する。一方,出版物も,当時のまじめな本はやたらと難しかった。いわば,大衆はフリガナのある本や雑誌を読むべく運命づけられていたのである。そうした状況の中で,図書館は大衆に,どのように対応したのか。その種々相を追ってみた。

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[識字研究][図書館] お、PDF公開されてる。おすすめ論文です。(あ、有料だった)

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【メモ】高梨 章「図書館と大衆 : そのリテラシー問題(昭和戦前・戦時期)」『図書館界』62(3), pp.206-220, 2010(https://t.co/2cZgqunLBk)
@walker_hotate こんなのがあります。http://t.co/QKQHGEEO
こんな論文どうですか? 図書館と大衆 : そのリテラシー問題(昭和戦前・戦時期)(高梨 章),2010 http://id.CiNii.jp/gyRAL

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