著者
山下 功
出版者
新潟国際情報大学
雑誌
新潟国際情報大学情報文化学部紀要 (ISSN:1343490X)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.83-91, 2011-04

本学ではFD の一環として授業評価アンケートを実施しているが,手作業による集計では莫大な工数を要するため,情報システムによる支援が必須である。そこで本稿では,本学における授業評価アンケートシステムの導入事例を通して,費用対効果の検証を行った。その結果,現行と従前のシステムを比較した場合,原価態様の相違と利用度の低さによって現行のシステムのほうが費用の点で不利であった。しかしながら,回避不能原価や当該システムに特有の効果を考慮して検討を行った結果,現行のシステムの優れている点を見つけることができた。現在は大学評価基準の改正という外的要因により授業評価アンケートを実施しているが,今後は授業評価アンケートの結果をもとに改善行動を行い,それを次なる計画や実行に反映していけるような組織的取組が求められる。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

これは「効果」の意味が求めているのとちょっと違うなあ。CiNii 論文 -  授業評価アンケートシステムの費用対効果 : 新潟国際情報大学における導入事例 http://t.co/sdLge3jPO2 #CiNii

収集済み URL リスト