著者
佐藤 未央子
出版者
同志社大学
雑誌
同志社国文学 (ISSN:03898717)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.72-85, 2011-12

谷崎潤一郎の映画体験は、作家論のなかで考察されてきたが、作品における映画的要素の分析は、解明の余地を残している。本稿は「アヹ・マリア」(大正十二年一月)に着目し、作中におけるセシル・B・デミル映画を、同時代資料を基に分析した。デミル映画は、主人公エモリの女性嗜好を変化させる機能を果たすことを検証した。これは谷崎の主題変化をも示唆しており、「アヹ・マリア」はその作品史において重要であると結論づけた。

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