著者
名越 健郎
出版者
国際教養大学
雑誌
国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要 (ISSN:21895554)
巻号頁・発行日
no.1, pp.37-49, 2015-06-30

現在の日本はペットブームで、ペットフード協会(東京都千代田区)の調査によれば、2014年に家庭で飼われる飼育頭数は猫が約995万匹、犬が1034万匹という。秋田犬の名称が県名と合致する本県は、秋田犬の「聖地」であることを売り込むことで、県の知名度や存在感を高め、観光誘致に利用することができる。秋田犬は将来、再び絶滅の危機を迎えかねないことから、純粋犬種の保護に向け、ブリーダー機能を強化することも求められよう。本稿では、日本の歴史に重要な足跡を残した秋田犬の歴史と、国内と海外の秋田犬普及状況を紹介しながら、ビジネスにも利用できる秋田犬活用法を提言する。

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CiNii 論文 -  秋田犬の国際化戦略 https://t.co/20SX07LmeL #CiNii
秋田犬の国際化戦略 https://t.co/qSjLPhV36e 「80 年代に25 万匹に上った国内の飼育数は、今日3万5000 匹と推定されている」大型犬が飼いにくい環境だしな。その反面海外での人気は高くなってるけど、これも過度の普及の反動が怖いと。秋田犬も大変だな

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