- 著者
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井下 理
南 隆男
佐野 勝男
- 出版者
- 慶應義塾大学産業研究所
- 雑誌
- 組織行動研究
- 巻号頁・発行日
- no.3, pp.41-70, 1977-09
モノグラフ・シリーズ ; No. 6本稿に報告される研究は, 「丙午」迷信を1966年の出生激減の主要因と確定してよいか- もしそうであるとすれぽ, 人々は,具体的にどのような行動をとって, 「丙午」迷信に感応したのか- について,可能な限りの既存の人口統計資料をとに追求したものである。しかるのち, 社会・心理学的諸要因との関連性をも分析し, 日本文化に潜む「社会心理構造」(societal structure of the Japanesemind)を抽出することを試みている。