著者
大島 明秀
出版者
熊本県立大学文学部
雑誌
文彩
巻号頁・発行日
no.6, pp.84-79, 2010-03

学術用語「鎖国祖法」には「鎖国」という言葉が所収されており、そこには「鎖国」をめぐる一連の問題(言説空間)を再生産しかねない構造が確実に存在する。これからの課題として、まずは従来を超えるより適切な実態描写に挑みながら、それと並行して「鎖国祖法」に代わるより適正な表現についても、探究する必要がある。

言及状況

Twitter (8 users, 9 posts, 6 favorites)

大島明秀『「鎖国」という言説-ケンペル著・志筑忠雄訳『鎖国論』の受容史-』(ミネルヴァ書房、2009年)は、「鎖国」という言葉が日本語に定着する様相を分析。関連論文に、大島明秀「『「鎖国」という言説』補遺(1)「鎖国祖法」という呼称」(『文彩』6、2010年)がある。 https://t.co/Gnu7s5sfHl
CiNii 論文 -  『「鎖国」という言説』補遺(1)「鎖国祖法」という呼称 https://t.co/yXAzPRud3I
CiNii 論文 -  『「鎖国」という言説』補遺(1)「鎖国祖法」という呼称 https://t.co/OdLDEETThZ #CiNii
https://t.co/2ks010NziR 『「鎖国」という言説』補遺(1)「鎖国祖法」という呼称 https://t.co/61j59iv7fO 「開国」概念の検討―言説論の視座から― 「鎖国」も「開国」も難しいな。

収集済み URL リスト