著者
江口 聡 EGUCHI Satoshi
出版者
京都女子大学現代社会学部
雑誌
現代社会研究 (ISSN:18842623)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.37-54, 2012-12

本論ではキェルケゴールの著作活動を、彼自身の鬱病的生涯とそれに対する彼の対応という観点から見直す。まず「メランコリー」概念の歴史的変遷と、20世紀までの「鬱」についての精神医学の発展を見た上で、キェルケゴールの著作における否定的な気分が現代の精神医学者たちの知見とよく合致することを論じる。さらにキェルケゴールが現代の鬱病療法についてどのような見解を持つだろうかを考えてみる。It is well known that Søren Kierkegaard suffered from serious depression. I will try to reread his works in light of modern psychiatry. In his writings, Kierkegaard depicted his morbid states of depression very exactly, and his "aesthetical" works as a whole can be interpreted as a prescription for his illness.

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@SARUBOBOorLIEK お望みのものとはちょっと違うかもしれませんが、江口某先生がキェルケゴールと鬱に関して書いてます。 https://t.co/l7NkT8plnc

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