著者
大木 秀一 彦 聖美
出版者
石川県立看護大学
雑誌
石川看護雑誌 = Ishikawa journal of nursing (ISSN:13490664)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.7-18, 2013

英米の書籍(基本書)をもとに研究方法論としての文献レビュー(文献研究)について検討した.インターネットで書籍検索を実施した結果,システマティック・レビューやメタアナリシスなど高度な文献研究のみを扱った書籍を除外すると2012年9月現在,文献レビューに関する英文の書籍は13種類25冊であった.各書籍の最新版をもとに内容を検討し以下の知見を得た.書籍の起源は1998年と推定された.文献レビューは,一定の手順と技術に基づいて実施される,それ自体が独立した研究方法論と言える.優れた文献レビューには網羅性(情報量)と独創性の2側面が要求される.大学院生(学位論文の執筆)では必須の素養に位置付けられる.文献レビューのトレーニングは,文献検索(情報収集)能力,文献の品質評価能力,各種データの統合力,オリジナリティの創出力,学術的作文能力など,研究に必要な基礎的能力を習得する機会として有用だと思われる.(著者抄録)

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CiNii 論文 -  研究方法論としての文献レビュー : 英米の書籍による検討 https://t.co/vLCBN44Dmu #CiNii
2 2 https://t.co/Jaz4PBQ94t
田川さんのDBはこんな感じの https://t.co/a4ecL0gTxk 「文献レビュー本の文献レビュー」として世に出るのだろうか。わくわく https://t.co/22kJWkW2ux

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