著者
小林 正彬
出版者
関東学院大学経済研究所
雑誌
経済系 (ISSN:02870924)
巻号頁・発行日
vol.225, pp.77-94, 2005-10

岩崎彌太郎は,土佐(高知)地下浪人という低い階級の出身で,三菱という現在日本一のグループの創業者となった。しかし,政府後援の共同運輸との海商戦最中に死亡,その後の繁栄を見ていない。その50年の生涯を,戦前の同郷評論家の著書と,2004年に初めて公刊された岩崎家編集の傳記,そして,戦後,同郷入交好脩著と以後の研究を検討する。とくに少壮期の行動を通して,政府そして官僚,母美和との関係をみて,実像を再考したい。

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こんな論文どうですか? 岩崎彌太郎再考--三菱創業者没後120年(小林 正彬),2005 https://t.co/rMgn3Fq7T6 岩崎彌太郎は,土佐(高知)地下浪人という低い階級の出身で,三菱という…
CiNii 論文 -  岩崎彌太郎再考--三菱創業者没後120年 https://t.co/gNGB2XheR3 CiNii 論文 -  『岩崎彌太郎』の出自とその封建的身分 : 曉峰奥宮正路編『岩崎東山先生傳記』を中心として https://t.co/3vq9yOkesJ

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