著者
ニシャート アニーシャ 鈎 治雄 Aneesah NISHAAT Haruo MAGARI
出版者
創価大学教育学部・教職大学院
雑誌
教育学論集 (ISSN:03855031)
巻号頁・発行日
no.73, pp.261-274, 2021-03-31

本研究では、インドと日本の主観的well-beingの考え方の相違点について検討した。まず、両国双方の主観的well-beingの概念について分析した。次に、宗教、社会経済状況などの要因が、どのように両国の主観的well-being に影響を与えているかについて明らかにした。その結果,両国は、人種、宗教など様々な側面で異なる特色を持っており、そのことが両国の主観的well-beingの考え方にも影響を及ぼしていることが示唆された。先行研究では、インド人に宗教的な信仰心が強いことが示されており,「人生の意義」という要因がインド人のwell-beingに大きな影響を与えていることが考えられる。また、日本人のwell-beingにおいては、「調和性」、「人並性」などの要因が大きな影響を与えていることが先行研究からも確認された。

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CiNii 論文 -  インドと日本における主観的well-beingの比較研究 https://t.co/z7xFJjSLOw #CiNii

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