著者
麻生 五月 須貝 哲郎 山本 幸代
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.937-944, 1984

当科におけるパッチテスト成績はコンピューター登録アレルゲンについて陽性頻度順に毎年outputしている。1982年9月~1983年8月末までの1年間で, 香粧品成分はICDRG香料ミックス11.9% (44/371), jasmine absolute 6.9% (15/218), oak moss 5.6% (6/107), lavender absolute 4.3% (9/209) およびoil of ylang ylang 3.7% (8/215) が上位5位を占め, cinnamic aldehydeが0.0% (0/214) と著減したのが注目される。持参化粧品ではアイライナー8.7% (2/23), クレジングクリーム6.1% (6/98), 口紅4.7% (14/295), 下地クリーム4.3% (5/117) および洗顔クリーム4.7% (3/72) が上位5位をしめた。最後に代表症例3例を詳述した。

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