- 著者
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古谷 時春
鎌田 則夫
今井 政人
關 豊
喜久里 政宏
- 出版者
- コンクリート工学
- 雑誌
- コンクリート工学 (ISSN:03871061)
- 巻号頁・発行日
- vol.32, no.2, pp.46-54, 1994
大都市部における鉄道高架化工事では, 狭隙, 各種作業の競合, 使用重機の制限といった制約条件が多い。このような条件のもとでプレキャスト化を行うために, 東北線赤羽駅付近高架化工事を例にとり, 構造, 工期, 経済性等について在来工法と比較検討した。このなかで, 東北客貨線の高架橋は, RCのプレキャスト板を使用するハーフプレキャストスラブを採用した。その後に建設される東北本線の2線2柱式ラーメン高架橋等に対しては, 穴あきPC板の適用を計画している。本報告は, 各種検討結果および東北客貨線のハーフプレキャストスラブの工事概要について述べるものである。