著者
鳥屋 智大 遠藤 愛 野中 由紀 山田 幸雄
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.247_1-247_1, 2016

<p> 現在、男子テニスのダブルスの世界ランキングにおいて、日本人選手は200以内に1名も入っておらず、ダブルスの強化が課題となっている。ダブルスでは、サービス、ネットプレー、コンビネーションなどが重要であると言われているが、これらの要素について具体的なデータは乏しい現状にある。そこで、ダブルスにおいて最初にみられるサービスとネットプレーによるコンビネーションに着目し、世界の現在(World群)と過去(Past群)のトップ選手、現在の日本(Japan群)のトップ選手を対象に、その特徴および日本のダブルスの課題を明らかにすることを目的とした。その結果、① World群の特徴は、Iフォーメーションからペアによるネットプレーのコンビネーションであった。② Japan群の特徴は、雁行陣によるストロークとネットプレーによるコンビネーションであった。③ Past群の特徴は、雁行陣からペアによるネットプレーのコンビネーションであった。④日本のダブルスの課題として、第2サービス時のポイント獲得率を上げ、ネットプレーミスを減らし、状況によって様々なフォーメーションを使い分けることの必要性が示唆された。</p>

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