著者
佐藤 翔 サトウ ショウ
巻号頁・発行日
2013

筑波大学博士 (図書館情報学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (甲第6645号)
著者
佐藤 翔 サトウ ショウ
出版者
情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.51-56, 2013

電子ジャーナル等の電子リソースの普及に伴い,そのアクセスログに基づいた研究が増えている。本文へのアクセス状況を包括的に示すアクセスログの分析は利用者行動を知る際に役立つものであるが,その目的や意図はログからはわからないため,その他の手法と組み合わせることが有益である。また,引用データとは異なる傾向を示すものとしてビブリオメトリクスの中でも注目されているが,研究評価に用いるには水増しが容易である等の問題もある。日本においては,海外で行なわれているような電子ジャーナルの大規模ログ分析が未だ行なわれていないことが課題である。
著者
佐藤 翔 サトウ ショウ
出版者
追手門学院大学博物館研究室
雑誌
Musa : 博物館学芸員課程年報
巻号頁・発行日
vol.31, pp.11-17, 0000

公立図書館 / 大学図書館 / 図書館評価 / アウトカム評価 / インパクト評価
著者
佐藤 翔 サトウ ショウ SATO Sho
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.121-132, 2009

学術情報をめぐる評価指標の近年の動向について,Impact Factorと5年ImpactFactor,h-index をはじめとする指標群,EigenfactorとArticle Influence,Usage Factor等の利用に基づく指標群を中心に紹介する。また,その中でJournal Citation Reportsに2009年のバージョンアップで新たに導入された指標とImpact Factor,総被引用数の関係を7つの分野を例に分析し,新規導入指標の意義について検討した。分野によって新規導入指標と従来からある指標の関係は異なり,いずれの指標を用いる際にも評価対象の傾向とそれぞれの指標の特徴を理解しておく必要がある。
著者
佐藤 翔 サトウ ショウ
巻号頁・発行日
2012-02-29

日本の研究・教育機関等に所属する著者のPLoS ONEでの論文発表状況について,学術文献データベース Web of Science を用いて調査した結果を,隣接領域の他の論文等と比較しながら報告する。PLoS ONE 全体での掲載論文数の伸びに沿うかたちで,日本の著者による論文発表数も年々増加している。また,隣接領域の他誌掲載論文と比べると,PLoS ONE 掲載論文の方がより多くの助成金を獲得している傾向が見られた。
著者
岡部 晋典 佐藤 翔 オカベ ユキノリ サトウ ショウ
出版者
情報メディア学会
雑誌
情報メディア学会研究大会発表資料(予稿集)
巻号頁・発行日
no.8, pp.19-22, 2009-06-27

近年,図書館情報学における大きな潮流にオープンアクセス運動がある.この運動を積極的に支援している財団がOpen Society Institute(開かれた社会財団)である.本稿では,OSIおよび彼らが中心となり宣言したBudapest Open Access Initiative(BOAI)の思想的背景を概観し,その思想が現在のオープンアクセス運動に如何に受容されているかを分析した.情報メディア学会 第8回研究大会 2009年6月27日(土) 会場:科学技術振興機構 東京本部