著者
中島千恵子 等著
出版者
毎日新聞社
巻号頁・発行日
1968

信楽焼の山の母子ダヌキや団地っ子、村はずれの郵便箱の物語等3編。 (日本図書館協会)
著者
中島 千恵子 青柳 龍也 有山 正孝
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.55-56, 1994-09-20

教育における経験的知識および技術を獲得するには、従来多くの年月を費やした。本研究では、多くの教育事例についてビデオ画像を見て、経験教師のコメントを読むことにより、知識および技術を短期間に学習することが出来る教育支援システムを搆築することを試みた。今回は、幼稚園の初任教師を対象としたシステムを開発している。ビデオ画像は、実際に幼稚園の教育現場において、3歳児クラスの遊びの場面を撮影した。特に初任教師には対処に困ると考えられる場面を中心に取り上げた。又、各場面において経験教師のコメントをテキスト情報として収録した。現在は、ビデオ画像の編集およびビデオ画像の検索情報の整理が完了しており、プログラム設計を行っている最中である。
著者
中島 千恵 坂本 裕子 浅野 美登里 落合 利佳 鳥丸 佐知子
出版者
京都文教短期大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2007

1.2年間の取り組みを通した学生の食意識改善度、連携力向上の分析:入学後の知識の獲得が意識改善に影響をもたらし、意思決定に関わる価値の内面化、一情報獲得への姿勢にも一定の効果があった。しかし、著しい行動変容をもたらすには至らなかった。とりわけ、女子学生のやせ願望は改善しなかった。学生対象のアンケートは自己認識を高め、問題意識、改善意識を高める手段として効果があを目指した大学祭での食育実践では、約60%が他専攻の学生と一緒に活動できたことを評価しておりった。また、家庭におけお「お手伝い」の無と改善度との相関関係が伺われた。連携力を培うこと、企画検討のプロセスが相互の専門性に関心を持ち、連携する上での困難や問題点に気づかせる機会となった。2.卒業生対象の追跡調査の実施と分析:食育基本法制定以前の学生(平成15年度入学)291名と本研究を通して様々な経験をした平成19年度入学生377名を対象にアンケートを実施し、大学教育の効果を探った(回収率約30%)。大学で学んだ知識や技術の有用感は、平成19年度入学生の方が約30%多かった。しかし、食育基本法が制定され既に3年を経過しているにも関わらず、保育士、栄養士ともに「活用の機会が無い」と感じていた。3.保育園での食育実践:学生の連携力を高める更なる取り組み:合同の講演会に加え、中島、坂本、浅野が担当するゼミで合同授業や合同保育園見学を行い、近隣の保育園2箇所で学生主体の食育実践を行った。4.京都府下の保育園アンケートの分析とフィードバック:平成20年度に実施したアンケート結果から、保育園では栄養士より保育士が食育の企画や実施に取り組んでいるケースが多いことがわかった。栄養士の保育所への配置も含め、今後、養成校のみだけでなく、政策的にも栄養士の保育園や学校での食育実践力に力が注がれる必要があると考える。