著者
寺杣 雅人 五十嵐 景子 荻巣 健人 瀬島 紘久 中村 綾子
出版者
尾道市立大学芸術文化学部日本文学科
雑誌
尾道文学談話会会報 (ISSN:21852456)
巻号頁・発行日
no.4, pp.1-19, 2013-12-20

本頁(12頁)と次頁(13頁)に掲載されている「暗夜行路」草稿2の画像は閲覧できません。 本稿の広島県大学共同リポジトリへの登録は、著作権継承者である志賀道哉氏のご承諾を得ていますが、その他のよんどころない事由により、この部分の登録は差し控えざるをえなくなりました。あしからずご了承ください。 本稿の画像を含む全文を掲載した『尾道文学談話会会報』第4号を希望される方は、左記にお知らせ下さい。残部のあるかぎり、無償でおわけします。(送料着払い) 〒722-8506 尾道市久山田町1600番地2 尾道市立大学芸術文化学部 日本文学科研究室
著者
白井 保之 木下 善博 幸本 達矢 川野 道隆 中村 綾子 大石 俊之 原田 克則 吉田 智治
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.2293-2297, 2020 (Released:2020-10-20)
参考文献数
11

上部消化管内視鏡検査後に両側または片側の耳下腺部から頸部の腫脹が認められることがまれにある.われわれが経験した7例は1例が両側性,6例は左側の発症であった.いずれも経口内視鏡後の発症で,6例は無鎮静であり,DBERCP(Double balloon ERCP)後の1例は鎮静下での内視鏡であった.2例は以前にも同様の腫脹の経験があった.6例は疼痛なく,1例は腫脹部の軽度の疼痛があった.6例は約1時間で改善したが,1例は消失まで半日程度かかった.単純X線検査を施行した2例で空気の貯留は見られず,CTを施行した1例より耳下腺部の腫脹と診断した.上部消化管内視鏡後に一過性に起こる耳下腺部・頸部の腫脹自体は無害であり自然に改善するが,本疾患の知識は内視鏡医にとって重要であると考え報告する.
著者
中村 綾子 大崎 進 早渕 尚文
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.50, no.8, pp.343-352, 2001-08-15 (Released:2011-03-14)
参考文献数
12
被引用文献数
3 2

2000年6月から11月までの福岡県久留米市中央浄化センターの放流水と下水汚泥中の99mTc, 123I, 67Ga, 201Tl, 111Inと131Iの放射能濃度を測定した。あわせて, 処理区域内の四つの医療機関に対して, 患者に投与した放射性医薬品の投与量の調査も実施した。処理場の放流水中には, 投与量の99mTcでは約1.1%, 123Iでは約1.5%, 67Gaでは約4.3%, 201Tlは約0.4%の放射能が検出された。これらの核種の濃度は, 法令で定められた濃度限度の約1/100000に相当した。131Iは, 処理場の汚泥中のみで検出され, 放流水中では検出されなかった。汚泥中の131Iの有効半減期は, 汚泥の連続測定から概算して約5.5日であった。下水処理システムにおける核医学で使用した放射性核種の移行過程を, コンパートメントモデルを用いて分析した。その結果, 下水処理場へ流入している排水中の放射性核種の濃度が, 濃度限度の約1/10000から1/1000程度であると推察された。
著者
弘瀬 冬樹 中村 綾子 長谷川 昭
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.249-260, 2002-12-15 (Released:2010-03-09)
参考文献数
27
被引用文献数
11

We found a clear b-value variation associated with the rupture of asperities based on investigations of spatial and temporal distributions of frequency-magnitude relation for earthquakes in the northeastern (NE) Japan subduction zone. We used the Tohoku-University earthquake catalogue in the period from January 1, 1981 to October 3, 2001 after correcting artificial magnitude shift and removing artificial events. Spatial distribution of b-value is compared with the locations of asperities estimated on the plate boundary east off NE Japan. Estimated b-value decreases with increasing depth. Anomalously high b-values are observed in two areas off-Iwate and off-Fukushima regions, and asperities do not intrude into them. Temporal variation of b-value for presently analysed six asperities shows a remarkable increase in b-value after the rupture of each asperity. Then the b-value decreases gradually. These observations suggest that b-value reflects the stress change occurring in the vicinity of the asperities.