著者
楊 静宏 川原 正広 五味 壮平 新貝 鉚蔵
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第20回全国大会(2006)
巻号頁・発行日
pp.2, 2006 (Released:2006-12-07)

人間乱数とは人間が作る乱数列のことである。人間が作る乱数については、その性質、構造、病気との関係、脳機能との関連など、様々な研究がなされてきた。本研究では、人間が作り出す乱数の性質がその生成方法によりどのように影響を受けるかを考察する。
著者
吉田 等明 村上 武 和﨑 宏 五味 壮平
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.20-25, 2008-06-01 (Released:2014-11-01)

オンラインでの活動に必要な倫理観について,大学や地域SNSの中でアンケート調査を行った結果を報告する。また,匿名性と個人情報保護という観点から,インターネットと信頼できるネットワークの違いについて議論する。その結果から,ネットワーク社会で倫理観を支えるための要因を推定するとともに,現状で不足している事項について検討し,今後のインターネット倫理教育への提言とする。
著者
小川 祐樹 野田 五十樹 山本 仁志 後藤 真太郎 和崎 宏 五味 壮平 鳥海 不二夫
雑誌
研究報告知能システム(ICS)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.7, pp.1-5, 2013-03-03

Twitter や SNS といったソーシャルメディアを実現するメディアは,災害時の被災者において非常に有効なツールになると考えられるが,デマ拡散の問題や,現場との情報の共有・調整の困難さなど解決すべき課題は多い.災害時において利用者はどのようなメディアをどのように活用したらよいのだろうか.このためには,各メディアの特性を理解し,その特性に合った情報発信・共有の方法について検討していく必要があるだろう.本研究では,震災時におけるソーシャルメディア違いによる話題の違いを明らかにするために,Twitter と地域 SNS に投稿される記事をクラスタリングすることで話題を抽出し,各メディアでの話題の違いや,その時系列推移を分析する.さらに,記事投稿者の地域をみることで,地域による利用メディアの違いや投稿されるトピックの違いを明らかにする.分析結果より,Twitter と地域 SNS のそれぞれのメディアにおいて,情報共有意図のある投稿について違いがあることがわかった.In this study, in order to clarify differences in topics between social media at the time of earthquake, we conduct a cluster analysis of articles posted on Twitter and local SNS to extract topics and analyze differences in topics between media and their time-series transition. Also, by seeing the regions of the people who posted the articles, we clarify the differences in media used and topics posted among regions. As the result of analysis, as for the differences in topics between media, main topics on Twitter were about worry, anxiety, and false rumors, and main topics on local SNS were about safe confirmation, lifeline, support, and shelters. Also, as for the differences in topics among regions, we found that main topics in afflicted areas were about worry, support, and lifeline and main topics in non-afflicted areas were about anxiety and radioactivity. Also, as the result of time-series analysis of topics, we found differences that soon after the earthquake, various topics were seen promptly on Twitter, and after the earthquake, topics continuously seen on Twitter were about false rumors and fund-raise, and topics continuously seen on local SNS were about support and lifeline.
著者
五味 壮平 深田 秀実 吉田 等明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.105, 2008

ここのところ、mixiなどの巨大SNSとは別に、地域をベースとした、より小規模のSNS―地域SNS―が、全国各地で設置され、運営が行われるようになった。これらのSNSは、地域情報化のツールとして、地域活性化地域イメージの醸成、地域アイデンティティの確立などを支援するものとして期待されている。 本研究では、平成19年11月に運用が開始され、現在発展途上にある「もりおか地域SNS」を分析対象として、1)地域SNSによって醸成・共有されうる地域イメージとは、 具体的にはどのようなものか?2)地域SNSの構造や機能には、巨大SNSと比較して どのような特徴があるのか?ということについてアプローチする。これらの作業を通して、地域SNSがどのような役割を担いうるか、その可能性について考察する予定である。