著者
井口 博貴
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1-2, pp.15-22, 2005-12-09 (Released:2017-08-09)
参考文献数
5

当研究はghost研究を行うための基礎知識として広く海外の研究活動に着目し、その中で比較的進んでいると言われている欧米の研究例を分析する。まずghostの定義に触れてから、これらの現象の分析を行う。この中で、ghostの特性を抑え、次にそれらの出現例を見てゆく。また近年、高度な機械技術にともなうghost出現の変容について分析する。さらにpoltergeist時に居合せる子供と同現象の関連性を考察する。また海外で行われた一般国民のghost意識を調査、あわせて専門家による多様な考察を調査する。最後にロンドンのゴーストツアー"Ghosts by Gaslight"に自ら参加し、上記の調査と合わせて総合考察を試みる。これによれば英国ではghostに親しみを持ち平和共存しうるという考えも見られた。しかしそのメカニズムは依然として不明確であり、更なる深い研究が必要であると考える。
著者
井口 博
出版者
Japan Society of Material Cycles and Waste Management
雑誌
廃棄物学会誌 (ISSN:09170855)
巻号頁・発行日
vol.10, no.6, pp.391-392, 1999-11-30

1997年4月, デポジット制度の法制化をめざし, 主婦連, 地婦連, 生活学校, 日消連などの消費者団体の代表, 市民, 学者が呼びかけ人となってデポジット法制定全国ネットワーク (デポネット) が設立された。デポネットの大きな特色は, デポジット法を, 議員立法で実現しようとするところにある。これまで国会議員との懇談会, 研究会などで法制化への準備作業が進められている。また地方自治体の議会からデポジット法制定を求める意見書が数多く採択されている。<BR>最近の循環経済法の制定や拡大生産者責任の議論の中でデポジット法をどのように組み込んでいくかがこれからの課題である。