著者
恩田 彰
出版者
日本超心理学会
雑誌
日本超心理学会誌 : 超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.99-100, 1998-11-30
著者
小林 信正
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1-2, pp.23-27, 2003-12-04 (Released:2017-08-09)

近年、デジタル・ビデオカメラの開発により撮影機器性能が著しく向上し、特に肉眼では見えない領域、即ち紫外線や赤外線領域まで簡便にビデオカメラで撮影することが可能になった。そこで紫外線カメラ、赤外線カメラやサーモグラフィー等の特殊カメラを用い超常現象が頻発する各所を撮影した結果、不可視の光体が浮遊、移動している状態を近赤外線ビデオカメラで捕捉することができた。この発光体はアメリカではオーブ(ORB=球体の意)と呼び、霊体の可能性が高いと話題になっている。各種の撮影実験では、光体は近赤外線領域(700nm〜800nm)で捉えられ、ノーマルカメラでも時々写ることがあり、発光状態によっては可視光(400nm700nm)の内680nm〜700nm付近でも撮影可能であり、超常現象との関連性が高いと思われる。この特質は、球状のガス体で室内外の空間を浮遊移動し、壁やガラス板までも貫通、磁場との共鳴性を持ち、ラップ現象の原因であると考えられる。今後の課題として、より精度の高い撮影機器や物理的測定機器を用い、かつ様々な条件下で観測実験を試み、その正体を究明して行きたい。諸兄のご意見、ご批判、ご指導を賜えれば幸いである。
著者
小久保 秀之 山本 幹男 河野 貴美子
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1-2, pp.21-28, 2006-12-09 (Released:2017-08-09)
参考文献数
9

手かざしや祈りになどの非接触ヒーリングの作用を、極微弱生物光で評価する方法を研究した。超高感度カメラにて植物切片(白いぼきゅうり)の試料対(実験試料と対照試料)を18時間測定し、実験試料から生じる生物光の発光強度を対照試料の発光強度と比較した。測定は、実験試料に全く処理を行わない無処理群、手かざし等を行うヒーリング群、40℃の熱源にさらす熱処理群について行った。結果、無処理群と熱処理群では実験試料と対照試料の発光強度に差は無く、ヒーリング群でのみ実験試料と対照試料の発光強度に有意差が見られた(p = 0.002, 両側, paired t-test)。また、実験試料と対照試料の発光強度の比の対数を指標とすることで、非接触ヒーリング作用の定量評価が可能となった。
著者
志賀 一雅
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1-2, pp.27-34, 2004-12-18 (Released:2017-08-09)
参考文献数
8

ヒーリングのメカニズムを探るため、ヒーラーとクライアントの脳波を同時に測定した。ヒーリングとして、手かざし、気功、ピアノヒーリング、シタールヒーリング、鍼灸を試みた。いずれの場合も、脳波の7〜6Hzにおいて強く共鳴したときに、クライアント側に何らかの変化が生じた。脳波の共鳴は、ヒーラーの動作や発する音、鍼とは関係なく生じる。五感を介在しない、何らかの情報が脳と脳との間に交換されているように思われる。
著者
小野寺 孝義
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.81-99, 1997-11-25 (Released:2017-08-09)
参考文献数
10

本研究では南インドにおいて超常現象とみなされてきた2つの現象、アガスティアの葉の予言とアムリタが出現するという奇跡のペンダンについて調査した結果を報告する。アガスティアの葉とは数千年前に書かれ、伝えられてきたとされる個人に関する予言の書のことである。指紋から該当するアガスティアの葉を探すと、そこにその個人の家族や両親の名前、過去及び未来が書き込まれているとされる。もう一つの奇跡のペンダントとはアムリタと呼ばれる液体が次々流れ出すとされ、物質化現象の一種とみなすことができるものである。まず、アガスティアの葉については現在の科学で説明がつかないような現象ではないことが判明した。それは超常現象というよりも人間心理の盲点を巧みについたトリックを用いた占いの一種と言えることがわかった。奇跡のペンダントについては、報告されていたアムリタの物質化自体が観察されなかったし、検証自体がペンダントの所持者に拒否された。
著者
萩尾 重樹
出版者
日本超心理学会
雑誌
日本超心理学会誌 : 超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.100-107, 1997-11-25
著者
井口 博貴
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1-2, pp.15-22, 2005-12-09 (Released:2017-08-09)
参考文献数
5

当研究はghost研究を行うための基礎知識として広く海外の研究活動に着目し、その中で比較的進んでいると言われている欧米の研究例を分析する。まずghostの定義に触れてから、これらの現象の分析を行う。この中で、ghostの特性を抑え、次にそれらの出現例を見てゆく。また近年、高度な機械技術にともなうghost出現の変容について分析する。さらにpoltergeist時に居合せる子供と同現象の関連性を考察する。また海外で行われた一般国民のghost意識を調査、あわせて専門家による多様な考察を調査する。最後にロンドンのゴーストツアー"Ghosts by Gaslight"に自ら参加し、上記の調査と合わせて総合考察を試みる。これによれば英国ではghostに親しみを持ち平和共存しうるという考えも見られた。しかしそのメカニズムは依然として不明確であり、更なる深い研究が必要であると考える。
著者
恩田 彰
出版者
日本超心理学会
雑誌
超心理学研究 (ISSN:1343926X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.16-19, 2021-06-25 (Released:2021-06-29)