著者
北村 強 飯塚 真規 佐久田 誠 西野 嘉之 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.8, pp.1382-1393, 2002-08-01

マルチキャストトラヒック下におけるWDMシングルホップネットワークにおいて,競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信することにより,平均パケット遅延特性及びスループット特性の改善を図るスゲジューリングアルゴリズムを提案する.提案アルゴリズムでは,他のデータパケットと競合する目的アドレスを多くもつマルチキャストパケットの送信を延期させることにより,競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信する.競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信することにより,スケジューリングが完了する次のタイムスロットにおける波長利用効率を向上することが可能となる.マルチキャストトラヒック下における平均パケット遅延特性及びスループット特性について計算機シミュレーションにより特性評価を行う.その結果,提案方式は平均パケット遅延特性及びスループット特性を改善できることから,提案方式の有効性を示す.