著者
下楠 昌哉 東 雅夫 紀田 順一郎 堀澤 祖門 佐藤 久子 立 恵子
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

日本が近代化を進める時期に西洋から多くの芸術作品が流入し、現在に至るまでそれらは日本で様々な芸術に携わる人々の想像力を刺激してきた。その結果、現代の日本において作成される各種芸術作品には、西洋を起源とする題材の活用が多くみられる。そうした作品で用いられる題材やモチーフは多くの場合、日本に受け入れられてからある程度の変容が生じている。本研究では、主に文学作品における幻想性・怪奇性に焦点をあて、そのような題材・モチーフがいかに受容され、日本で変容し、かつ世界に向けて再発信されるかの過程を追った。研究成果は、海外出版社からの英語による論文集に収録されて刊行されるなど、様々な媒体で世に問うた。
著者
海崎 純男 赤井 智子 城谷 大 中田 博保 佐藤 久子 山崎 鈴子 中田 博保 松村 竹子 梶原 篤 城谷 大 岩松 雅子 加藤 由美子 戸屋 圭子
出版者
大阪大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

マグネシウムケイ酸塩セピオライト(SEP)のMgイオンをランタニドイオンとイオン交換して光増感配位子を配位して得た研究目的の視認性発光についてはSEPとベンゾフェノン系とポリピリジン及びβ-ジケトン配位子を含むSEP:Euが実用化レベルの紫外光励起の蛍光灯下視認性赤色発光を示すことがわかった。これらの紫外部と4f-4f発光強度比を視認性発光の基準とすることができた。さらに配位子による光安定性の違いに基づき、高耐光性強発光体の合成に成功した。紫外光照射によって、発光強度が30分で20%近く増大することを見出した。この原因はSEP内トラップ電子による熱ルミネッセンスが関連していると考えられる。