著者
佐藤 友則
出版者
日本語教育方法研究会
雑誌
日本語教育方法研究会誌 (ISSN:18813968)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.2-3, 1994-04-02 (Released:2017-02-27)

日本人が外国人の話す日本語の音声を評価する際、単音と韻律のどちらがその評価に大きな影響力を持つかを明らかにするために、合成音声を作成し、日本人を対象に聴取実験を行った。その結果、中国語・韓国語を母語とする日本語学習者については、韻律の影響力が単音の影響力を上回るという結果が得られた。
著者
佐藤 友則 朴 成泰
出版者
信州大学国際交流センター
雑誌
国際交流センター電子紀要
巻号頁・発行日
2012-03-26

日本と韓国の多文化共生施策は大きく異なる。今後の日本での多文化共生社会到来を考える場合、韓国の多文化共生施策に基づく外国人支援の実態を把握・分析して日本と比較することには意味があると考えた。そこで、8の施設・人にインタビューし、7項目にまとめて日本の現状と比較・考察を行った。その結果、韓国では政府レベルの共通した支援が全国的に展開されていること、韓国語教育に級別の資格が存在していること、韓国では就業・起業支援が充実していること、多文化共生の意識は日韓とも発展途上であることなどを述べた。
著者
野村 卓生 浅田 史成 高野 賢一郎 佐藤 友則 川又 華代 廣滋 恵一 坂本 和志 明崎 禎輝
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.146-147, 2017 (Released:2017-04-20)
参考文献数
5

本研究は,日本における産業理学療法の推進をめざした3 年度計画の研究である。初年度(平成25 年度)においては,Web メールを用いた腰痛予防を目的とした理学療法士による指導効果に関する予備調査の検証を行った。2 年度(平成26 年度)目においては,初年度行った予備調査の検証から得られた成果を参考にして,産業理学療法指導システム(Consulting system for physical therapy in occupational health:以下,Compo)を開発し,介護労働者の腰痛予防を目的として,Compo を用いた臨床介入研究を計画した。最終年度(平成27 年度)においては,Compo を用いた臨床介入研究を始動させた。