著者
大竹聡史 打矢隆弘 内匠逸
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.641-642, 2014-03-11

多くの情報の中から、ユーザに適した情報を提供するシステムとして情報推薦システムが存在する。情報推薦システムでは、ユーザの嗜好情報が用いられている。そこで本研究では、音声インタラクションを用いてユーザの嗜好情報を抽出する方法を提案する。音声インタラクションには、スマートフォン単体でスタンドアロン動作する、3Dキャラクタ表示と連動した音声対話システム「スマートメイちゃん」を用いる。スマートメイちゃんに、興味分野についてシステム側からユーザに質問する機能を追加し、ユーザからの応答を得ることで、ユーザの嗜好情報を獲得する。
著者
岸上友樹 打矢隆弘 内匠逸 木下哲男
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.375-376, 2013-03-06

インターネット等における広域分散処理の発展に伴い,ユーザによるサービス要求が多様化している.そこで,サービス要求に柔軟に対応できるシステムの設計手法としてエージェントシステムが注目されている.しかし,エージェントシステムはサービスに応じて動的に組織構成され,サービスの提供終了後に消滅するため,再利用時は初めから構成し直す必要がある.そこで本研究では,エージェントフレームワークDASHにおけるエージェントシステムの情報をデータベースによって保存・管理し,保存時の状態から再利用できる機構としてスナップショット管理機構を提案する.
著者
田川達司 内匠逸 打矢隆弘
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.207-208, 2013-03-06

地下街などの発達により,GPSでは測位困難な屋内・地下における位置情報の需要が増加している.これに対し、歩行者が所持・装着したセンサを用いて、進行距離・進行方向を算出し移動量から相対位置を推定する手法が提案されている.このPDRでは、角速度センサが計測した値を積分し、進行方向を算出する手法が数多く存在する。しかし、角速度センサの出力誤差を原因とする位置推定精度の低下が問題となっている。そこで、本研究では、携帯端末のセンサを用いた位置推定精度の向上を目的としてカルマンフィルタとマップマッチングによる角速度センサの誤差低減手法を提案する.iPod touchで計測したデータを用いた計算機実験を行い有効性を確認する.