2 0 0 0 OA 漂白剤の化学

著者
内藤 輝彦
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.11, pp.579-585, 1966-11-01 (Released:2009-11-11)
参考文献数
23
被引用文献数
2 1
著者
小西 有美子 佐藤 寿晃 佐藤 孝史 長沼 誠 鈴木 克彦 成田 亜矢 藤井 浩美 橋爪 和足 内藤 輝
出版者
コ・メディカル形態機能学会
雑誌
形態・機能 (ISSN:13477145)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.65-69, 2011 (Released:2015-11-18)
参考文献数
15

健常男性8名(20-45歳)の右上肢を対象に、肘屈曲角度による前腕回外力の変化について調べた。被験者は、肩外転90°、屈伸0°、内外旋0°、前腕中間位にして上腕と前腕を台の上に載せ、肘を伸展位(0°)から10°毎に130°まで屈曲した状態で、等尺性収縮による最大の回外を行い、その回外力を計測した。回外力は、伸展位で3.9±1.2(平均±標準偏差)kg、10°位で4.5±1.2 kg、20°位で5.1±1.1 kg、30°位で6.2±1.1 kg、40°位で6.8±0.9 kg、50°位で7.7±1.1 kg、60°位で8.5±1.2 kg、70°位で8.3±1.4 kg、80°位で7.7±1.3 kg、90°位で7.3±0.9 kg、100°位で6.5±1.6 kg、110°位で6.0±1.7 kg、120°位で5.4±1.5 kg、130°位で4.8±1.2 kgとなった。回外力は伸展位から60°位までの屈曲で増加、70位°以上の屈曲では減少すること、肘の屈曲角度により回外力は2倍以上変化することが示された。この要因として、肘屈曲に伴う上腕二頭筋の筋線維の長さの変化や停止腱の角度の変化が考えられた。
著者
内藤 輝
出版者
山形大学
雑誌
山形大学紀要. 医学 : 山形医学 = Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.155-169, 2003-08-15

運動ニューロンの興奮性は、中枢からの命令や末梢からの情報により調節される。神経結合は、脊髄反射回路の一つであり、筋由来の低閾値求心性線維( I 群線維)からの興奮性(促通性)や抑制性の入力により運動ニューロン興奮性を調節する機構である。 近年、神経生理学的手法の進歩から、ヒト上肢筋神経結合の研究が報告されるようになり、動物前肢筋との違いが指摘されるようになってきた。本総説では、ヒトに対する神経結合の研究法、これまで明らかにされたヒト上肢筋神経結合、これら神経結合の機能的意義について、動物との比較を交えながら解説する。 キーワード:ヒト上肢筋、脊髄反射回路、筋求心性線維( I 群線維)、H 反射法“triggered ”PSTH 法 The excitability of motoneurons is modulated by central command and peripheral information. Neural connections are spinal reflex arcs, which modulate the excitability by excitatory and inhibitory inputs from low threshold muscle afferents (group I afferent fibers). Recent advance of neurophysiological techniques has enabled us to investigate the connections among muscles in the human upper limb. Several reports have indicated differences in the connections between the human upper limb and animal forelimb. This paper has reviewed the techniques for human studies, connections identified in humans, and functional significances of the connections. Also, comparisons of those between humans and animals have been briefly described. Key words : human upper limb muscles, spinal reflex arcs, muscle afferents (group I afferent fibers), H-reflex technique, triggered PSTH technique