著者
刀川眞
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.27(2006-IS-095), pp.59-62, 2006-03-16

サマータイム制の導入による情報システムへの影響について事前に検討すべきであるという問題提起を受け、研究会が中心となり予備的検討を行った。具体的には、サマータイムの開始と終了に応じて情報システムが認識するタイマを変更する場合と変更しない場合とに分け、航空機運行システムの影響や食品衛生法との関係など、幾つかの想定事象を抽出した。結論として、情報システムへの影響は多岐に渡ると考えられ、対応策を提示するには現場で生じる具体的事象をより多く収集しなければならないが、サマータイム制導入の動きは、それほど高まっているとは言いがたい。このため現時点で十分な情報を入手することは困難なため、社会的にサマータイム導入の機運が高まってきた時点で、再度、検討の継続を判断するものとした。
著者
刀川眞
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.27, pp.59-62, 2006-03-16
参考文献数
9

サマータイム制の導入による情報システムへの影響について事前に検討すべきであるという問題提起を受け、研究会が中心となり予備的検討を行った。具体的には、サマータイムの開始と終了に応じて情報システムが認識するタイマを変更する場合と変更しない場合とに分け、航空機運行システムの影響や食品衛生法との関係など、幾つかの想定事象を抽出した。結論として、情報システムへの影響は多岐に渡ると考えられ、対応策を提示するには現場で生じる具体的事象をより多く収集しなければならないが、サマータイム制導入の動きは、それほど高まっているとは言いがたい。このため現時点で十分な情報を入手することは困難なため、社会的にサマータイム導入の機運が高まってきた時点で、再度、検討の継続を判断するものとした。
著者
福留 恵子 刀川 眞
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.239-240, 1994-09-20

グループウェア(GW)設計においては、設計者が直観に基づいた協調作業(CW)支援の在り方が通用しない場合が多いと言われる。これはCW自体が複雑な現象で、その自体・問題点・理躁状態のいずれをとっても、未解明な点が多いことによる。本稿では、GWの<設計-評価-再設計>サイクルにおいてこれらの点を解明してゆくことにより、GWの提供すべき支援を段階的に確定してゆく方法について考察する。また、この中で重要な役割を持つGW評価の妥当性検討の指針と、実際の検討から得た未解明点を示す。