- 著者
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斉藤 光市
十束 支朗
- 出版者
- 一般社団法人 日本看護研究学会
- 雑誌
- 日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
- 巻号頁・発行日
- vol.6, no.3, pp.3_35-3_41, 1983-07-01 (Released:2016-03-31)
- 参考文献数
- 5
これまで,足の裏の面積を計測する研究は少い。著者らは,土ふまずと接地足底面積を比較し(土ふまず比の算出),扁平足の数量的な研究を行なった。対象は,山形県南陽市立漆山小学校6年生男女合計24名であり,足底の面積計測には,コントロン社(英国)製作による画像解析装置MOP/DIGIPLANを使用した。次のような結果が得られた。 ① 左・右の足の土ふまず面積を比べると,左足の土ふまず面積は,右側より大である。 ② 土ふまず比は,扁平足と判定された児童ではパーセント値は低く,土ふまずが明瞭にできている児童では高い値を示している。 ➂ Hラインを越えた土ふまずの部分の面積は,いずれも左右差がある。 ④ 接地足底面積については,左・右差はなく,ほぼ一致した値を示している。