著者
合庭 惇
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.79-93, 2007-05

幕末から明治初年にかけての時期は、欧米の科学技術が積極的に導入されて明治政府によって強力に推進された産業革命の礎を築いた時代であった。近代市民社会の成立と印刷技術による大量の出版物の発行との密接な関連が指摘されているが、近代日本の黎明期もまた同様であった。本稿は幕末から明治初年の日本における近代印刷技術発展の一断面に注目し、活版印刷史を彩るいくつかのエピソードを検証する。
著者
合庭 惇
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
巻号頁・発行日
vol.35, pp.79-93, 2007-05-21 (Released:2015-11-11)

幕末から明治初年にかけての時期は、欧米の科学技術が積極的に導入されて明治政府によって強力に推進された産業革命の礎を築いた時代であった。近代市民社会の成立と印刷技術による大量の出版物の発行との密接な関連が指摘されているが、近代日本の黎明期もまた同様であった。本稿は幕末から明治初年の日本における近代印刷技術発展の一断面に注目し、活版印刷史を彩るいくつかのエピソードを検証する。
著者
合庭 惇
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.79-93, 2007-05-21

幕末から明治初年にかけての時期は、欧米の科学技術が積極的に導入されて明治政府によって強力に推進された産業革命の礎を築いた時代であった。近代市民社会の成立と印刷技術による大量の出版物の発行との密接な関連が指摘されているが、近代日本の黎明期もまた同様であった。本稿は幕末から明治初年の日本における近代印刷技術発展の一断面に注目し、活版印刷史を彩るいくつかのエピソードを検証する。
著者
合庭 惇
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.281-286, 1995-06-01

ディジタル技術の進化は,マスメディアの世界においても激しい変革の波として押し寄せてきている。メディアにおけるコンテントの生成過程がディジタル化されただけではなく,コンテントそのものがディジタル化によって変化しつつあるのだ。パッケージ系からネットワーク系へとまさに変容しつつある電子出版の現在と未来を検証しながら,文化庁やNIIにおける著作権への取組み,そして近代的規定から逸脱しつつある著作権の新しい概念について考察する。
著者
合庭 惇
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.48, pp.69-81, 1997-05-01 (Released:2009-07-23)

So-called “Information Society” has witnessed various discourses on the dynamic transition from the capitalist to the post-capitalist society. Although these discourses have been around the socio-economic dimensions, the urgent need is the philosophical or epistemological elaboration of the unexperienced and unpredictable aspect of the newly coming society. To clarify these issues, this article introduces Japanese Government's information policy, then discusses the changing phases of the concept of the “Information.” The The postmodernist thinking that knowledge and information is the axis principle of advanced societies, has been joined with the socio-political theory of the “Information Society, ” some theorists develop the new level of the discussion. Through the introduction of these discussions, this article tries to elucidate the theoretical meaning of the “Information Society.”