著者
和田 敦彦
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.51-62, 2011-01-10 (Released:2017-08-01)

本稿では、読み、書く能力の変化や、読書の形態、環境の歴史をとらえるための方法として「リテラシー史」(Literacy History)という概念を提示した。そしてそのリテラシー史を研究した具体的な実践事例や調査の取り組みを紹介する。また、過去のリテラシー調査の事例をもとに、こうしたアプローチ自体の有効性、可能性、あるいは危険性について考えることとした。
著者
和田 敦彦
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.49, no.8, pp.45-57, 2000

ここでは、書物対読者という関係を越えて、現代の多様な情報の様式の中で、それを理解、解読してゆく私たちの行為をどのように問題化してゆくべきかを考える。特に、その中でも急速に普及しつつあるビデオゲームと享受者の関係をとりあげ、その享受において見いだすことのできる独自の問題を明確にし、その検討を通して、現在の私たちの読書行為を考えるうえでの有効な視点、方法について考える。