著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.72, no.11, pp.41-102, 1999-11-28

論説第一章 問題の所在第二章 スキナーの方法論の今日的有意性をめぐる問題第三章 スキナーの初期の方法論 第一節 ケンブリッジ・パラタイムのポジティヴな影響 第二節 スキナーの方法論と「神話」批判第四章 誤解にもとづいたスキナー批判 第一節 相対主義者スキナーという誤解 第二節 テクストの歴史的意義や意図せざる結果を無視し、排他的な方法一元論を主張しているという誤解 第三節 意図の位置づけにまつわる誤解 第四節 著者のオリジナリティを解消し、また誤読の積極的意義を無視しているという誤解 第五節 方法論的主張と思想史叙述が矛盾しているという誤解第五章 適切な批判 第一節 政治的行為としての政治思想史研究の役割を無視しているという批判 第二節 思想史研究の射程を狭く設定しすぎているという批判第六章 軌道修正と新たな展開 第一節 著者の意図の同定、「コンテクストを閉じる」方法をめぐって 第二節 ダンの初期の方法論との距離
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.8, pp.109-124, 2008-08 (Released:2008-00-00)

資料 一 解題二 第四版のための端書三 初版前書四 第三版前書五 はじめに六 第一部征服の精神について 第一章 ある特定の時代の社会状態において戦争と両立しうる徳について 第二章 戦争に関する近代の諸国民の特性について 第三章 ヨーロッパの現在の状況における征服の精神について 第四章 利益によってのみ行動する戦士集団について 第五章 征服の体制において軍人層が堕落することのもう一つの原因
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.6, pp.175-185, 2009-06 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第一四章 いかなる形態においても, 人間がすすんで恣意的支配を甘受するのは不可能であるということ第一五章 簒奪を持続させる手段としての専制政治について第一六章 非合法かつ専制的な手段が正規の政府そのものに及ぼす影響について
著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.33-67, 2000-03

第七章 ダンによる軌道修正と新たな方法論的可能性の模索 第一節 ロックの政治思想の今日的有意性をめぐって 第二節 ダンによる新たな方法論的主張 一 今日の政治思想(史)研究に対するダンの危機意識 二 政治思想史研究における課題と方法論の類型第八章 丸山眞男の思想史方法論 第一節 「思想史」と「思想論」の区別 : アンビヴァレンスと「意図せざる結果」の重視 第二節 思想のレヴェル化第九章 パラドックスの連鎖に着目する思想史方法論の模索 第一節 「フィクション」の政治的作用をめぐって : 政治思想史研究の一課題 第二節 「フィクション」と現実観の解釈学的循環 : 均衡と変遷 第三節 パラドックスの連鎖に焦点を当てる思想史方法論の可能性について論説
著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.85, no.6, pp.1-40, 2012-06

一 はじめに二 ルソーの曲解とその政治的含意三 現在的・明示的同意の特権化について : バーク型合意からルソー型合意へ四 現在主義のジレンマと「自由の強制」五 東アジアのデモクラシーの未来論説
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.7, pp.101-111, 2009-07 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第一七章 以上の考察における専制政治に関する帰結第一八章 とりわけ我々の文明の時代において専制政治を不可能なものとしている諸要因について第一九章 専制そのものが今日では存続不可能であるがゆえに, 専制政治によって維持されえない簒奪はいかなる継続の可能性も存在せぬこと
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.8, pp.149-168, 2009-08 (Released:2009-00-00)

資料 八 第四版・補遺第一章 諸制度の刷新, 改革, 画一性と安定性について第二章 簒奪についての詳論九 附録 : 第三版以降削除された初版第五章第五章 ウィリアム三世の例から引き出しうる反駁への応答
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.5, pp.149-161, 2009-05 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第一一章 人間存在のさまざまな部分に恣意的支配が及ぼす影響について第一二章 恣意的支配が知的発展に及ぼす影響について第一三章 恣意的支配の下にある宗教について
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.97-108, 2009-03 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第三章 簒奪が最も絶対的な専制政治にもまして害があるものとなる観点について第四章 文明の栄える我々の時代においては簒奪の存続しえぬこと第五章 簒奪が力によって生き延びることは可能ではないのか?第六章 前世紀末において人々に示された種類の自由について
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.10, pp.37-51, 2008-10 (Released:2008-00-00)

資料 六 第一部 征服の精神について第一一章 征服を志向する国民が今日において自らの成功を検討する際の観点第一二章 こうした成功が征服された人々に及ぼす影響第一三章 画一性について第一四章 征服を志向する国民の成功が迎える避けがたき終焉の時第一五章 戦争の体制が現代にもたらす帰結
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.11, pp.93-103, 2008-11 (Released:2008-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第一章 纂奪と君主政とを比較することの精確な目的第二章 簒奪と君主政との相違
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.141-154, 2009-04 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第七章 古代共和政を真似る近代の模倣者たちについて第八章 近代人に古代人の自由を与えるために用いられた手段について第九章 かの自由と称されるものに対する近代人の反発は, 彼らのうちに専制政治への愛着があることを合意するか?第一〇章 独りの人間が行う恣意的支配を擁護する詭弁
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.9, pp.117-126, 2008-09 (Released:2008-00-00)

資料 六 第一部 征服の精神について第六章 軍人の精神が諸国民の内状に及ぼす影響第七章 こうした軍隊の精神が形成されることのいま一つの不都合第八章 征服を志向する政府の国民大衆に及ぼす作用第九章 虚言のもつ効力を補うために必要となる強制という手段について第一〇章 戦争の体制が知性と知識人層とに及ぼす他の不都合