著者
笠原 英彦
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.1-29, 1999-03-28

論説一、はじめに二、弾正台の設置とその機能三、弾正台の行政監察と海江田信義四、止刑事件の処理過程と行政監察五、結び
著者
笠原 英彦
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.74, no.6, pp.93-118, 2001-06-28

研究ノート一、はじめに二、明治六年秋の政情と大久保の政体構想三、大久保政権の成立と伊藤博文四、政権の維持と家禄税問題五、結び
著者
小野 修三
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.203-224, 1994

内山秀夫教授退職記念号一 はじめに二 『刑法改正案ノニ眼目 : 死刑及刑ノ執行猶予』(明治三五年)三 『未成年者二対スル刑事制度ノ改良二就テ』(明治三六年)四 おわりに
著者
明石 欽司
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.71, no.7, pp.49-80, 1998-07-28

論説序論第一章 ウェストファリア条約と「勢力均衡」第二章 一七世紀後半の諸条約におけるウェストファリア条約の影響と「勢力均衡」 第一節 ブレダ条約・アーヘン条約 第二節 ナイメーヘン条約 第三節 ライスヴァイク条約第三章 ユトレヒト条約におけるウェストファリア条約の影響と「勢力均衡」 第一節 ウェストファリア条約との関連性 第二節 ユトレヒト条約における「勢力均衡」 第三節 欧州国際社会観の転換第四章 ユトレヒト条約後の諸条約における「勢力均衡」結論
著者
寺崎 修
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.301-324, 1995
著者
堤林 剣
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.72, no.11, pp.41-102, 1999-11-28

論説第一章 問題の所在第二章 スキナーの方法論の今日的有意性をめぐる問題第三章 スキナーの初期の方法論 第一節 ケンブリッジ・パラタイムのポジティヴな影響 第二節 スキナーの方法論と「神話」批判第四章 誤解にもとづいたスキナー批判 第一節 相対主義者スキナーという誤解 第二節 テクストの歴史的意義や意図せざる結果を無視し、排他的な方法一元論を主張しているという誤解 第三節 意図の位置づけにまつわる誤解 第四節 著者のオリジナリティを解消し、また誤読の積極的意義を無視しているという誤解 第五節 方法論的主張と思想史叙述が矛盾しているという誤解第五章 適切な批判 第一節 政治的行為としての政治思想史研究の役割を無視しているという批判 第二節 思想史研究の射程を狭く設定しすぎているという批判第六章 軌道修正と新たな展開 第一節 著者の意図の同定、「コンテクストを閉じる」方法をめぐって 第二節 ダンの初期の方法論との距離
著者
笠原 英彦
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.177-199, 1998-01-28

小田英郎教授退職記念号一、はじめに二、法制局成立への道程三、参事院の成立と大森鐘一四、参事院職制章程第八条第一項の運用五、結び
著者
増田 弘
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.15-51, 1999-04-28

論説一、はじめに二、日本再軍備構想の始動段階……一九四八年 1、ロイヤルの日本再軍備構想 2、ケナンとNSC一三 3、マッカーサーの抵抗三、日本再軍備構想の修正段階……一九四九年 1、JCSの介入とNSC四四 2、国務省の介入とNSC四九 3、再軍備計画をめぐる国務省と国防省・JCS間の対立 --(以上本号)四、日本再軍備構想の実施段階……一九五〇年 1、平和条約をめぐる国務省と国防省・JCS間の対立 2、ダレスの介入と調停 3、朝鮮戦争勃発と日本再軍備の開始五、 おわりに --(七二巻五号)
著者
中村 勝範
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.1-32, 1994

論説一、問題の所在二、変現出没的東京朝日新聞と吉野作造三、皇室讃美の吉野のクロポトキン論四、安全圏からの学問・研究自由論五、結語
著者
六車 明
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.75, no.7, pp.35-93, 2002-07-28

論説一 はじめに二 環境問題と環境法学 1 環境問題のとらえ方 2 環境問題と法学の対応 3 環境紛争解決過程からみる視点三 産業廃棄物の蓄積と紛争主体の対応 1 産業廃棄物蓄積過程をみる視点 2 排出事業者と行政 3 処理業者と行政 (一) 許可を受けた処理業者による不法投棄とその放置 (二) 捜査機関の対応による不法投棄の終了 (三) 放置された産業廃棄物に対する行政的措置 4 豊島住民と行政 5 豊島住民と処理業者 6 環境紛争解決手続開始時点の産業廃棄物をめぐる状況 --(以上七五巻六号)四 調停手続における合意形成過程 1 調停開始時の対立状況 2 豊島住民と香川県が産業廃棄物処理の枠組みを創造する過程 (一) 環境汚染の実態解明 (二) 環境汚染防止対策の決定過程 (三) 中間合意とその評価 (四) 最終合意とその評価 3 香川県以外の被申請人の調停への関与 (一) 処理業者の破産と豊島住民の権利実現形態 (二) 排出事業者が解決金を支払うことに同意するに至る過程 (三) 国と豊島住民との調停経過五 環境紛争解決過程の検討 1 豊島における環境紛争の性格 2 調停において環境回復の枠組をつくることができた要因 (一) 法的構成の柔軟性 (二) 調停指揮における柔軟性 (三) 環境破壊の実態の客観的把握 (四) 廃棄物処理方法の専門的検討過程 (五) 紛争当事者が主体的に関与する場の提供 (六) 住民会議と弁護団の存在 3 公益に関わることを調停で解決する問題 4 環境法学への示唆六 おわりに(資料) 1 中間合意 2 調停条項 3 豊島事件年表 --(以上本号)
著者
片桐 庸夫
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.331-385, 2000-01-28

池井優教授退職記念号問題の所在第一章 日本IPRの態度形成 第一節 インクワイアリー問題に対する基本原則 第二節 インクワイアリーへの対応第二章 インクワイアリー問題への取り組み 第一節 独自情報の入手 第二節 高柳の訪米 第三節 第三次リー会議(日本研究要綱の検討)第三章 日本IPRの協力停止 第一節 チャタム・ハウスとの連携の模索 第二節 守勢 第三節 プリンストン会議への対応結論
著者
根岸 毅
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.11-34, 1997-02-28

奈良和重教授退職記念号一 規範的な議論の特徴二 規範的な議論の構成要素 A 個人の思考の局面 ・価値意識の源泉 ・評価の基礎となる思考方法 ・目的の実現と問題解決 B 集団の規準への転化の局面 ・他者の説得 ・政府による行動規制の提案三 規範的な議論の必要性 ・社会科学における「科学崇拝」がもたらしたもの ・問題解決に対する学問の手引きの必要性 ・規範的な議論の必要性と限界四 規範的な議論から問題解決のための議論へ五 放送制度の分析視角 A 放送制度の目的 ・法解釈の一般的な問題点 ・表現の自由 B 手段としての放送制度 ・「未成熟な基本権」論と経済学の貢献 ・番組編成の「政治的公平性」
著者
坂田 仁
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.70, no.6, pp.143-171, 1997-06-28

資料Ⅰ スウェーデンにおける賭博 Ⅱ 酒酔い運転の七〇年の歴史Ⅲ 司法領域の民営化Ⅳ 薬物、医薬品及び交通の安全Ⅴ 犯罪と刑事政策Ⅵ スウェーデンの刑事司法制度Ⅶ 犯罪予防戦略の統合Ⅷ 無意味な犯罪 : 犯罪学的視点からの犯罪と刑罰Ⅸ 放火犯の広がり : 動機と要因Ⅹ クロニクル A スウェーデン B アイスランド C ノルウェイ(一九九三年)
著者
石井 貫太郎
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.11, pp.327-340, 1995-11-28

松本三郎教授退職記念号一 問題の所在二 現代政治学の再構成三 現代政治学の課題
著者
田中 俊郎
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.11, pp.51-84, 1995-11-28

松本三郎教授退職記念号一 はじめに二 対外関係の構造三 歴史的展開四 新アジア戦略五 おわりに
著者
落合 雄彦
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.347-367, 1998-01-28

小田英郎教授退職記念号一、はじめに二、青年ソランケの軌跡 (一) ヨルバランド時代 (二) フリータウン時代 (三) ロンドン留学時代三、アフリカ人としての「自助」の精神四、結びに代えて : 西アフリカ学生同盟の創設
著者
三木 浩一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.115-191, 1995-12-28

石川明教授退職記念号一 はじめに二 わが国における重複訴訟論の特徴三 アメリカとの比較法的考察の意義四 重複訴訟禁止原則の根拠五 前訴優先ルール六 重複訴訟の処理手段七 当事者の利益の保護八 おわりに
著者
明石 欽司
出版者
慶應義塾大学
雑誌
法學研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.29-55, 2002-02-28

栗林忠男教授退職記念号はじめに第一章 ウェストファリア条約研究の現状 第一節 伝統的評価とその継承 第二節 伝統的評価の見直し第二章 ウェストファリア条約再評価の諸潮流 第一節 ドイツ国制史研究と国際法史研究の総合 第二節 「一六四八年」の相対化 第三節 相対化の推進むすび