著者
鈴木 一良 塚林 功
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.22, pp.114-115, 2005-08-06

「理科嫌い」を克服しようと多くの試みがなされている.工学部進学者であっても「理科嫌い」は多い.本学で,この数年,基礎物理の履修者,合格者が激減している.この激減傾向は本学だけのものではないであろう.この原因を学生の学力不足などの問題ととらえてしまえば,問題は現代社会の子育て・教育全般に拡散してしまう.確かに,学力不足は問題に違いないが,学力不足が生ずる原因は「理科嫌い」にあるのではないだろうか.というのは,「理科嫌い」の学生には,「量」,あるいは「量」と「量」の関係に対する極めて基本的な認識に欠陥があるように思われるからである.児童・生徒・学生が,驚き,感動し,自ら試し,測定し,データをプロットし,楽しめる素朴な実験セットが提案されている.実験は真空バズーカ砲,空気の重さの測定,自分の呼気で自分をリフトアップするなど一組として行う.本実験は,小中高どの段階で行っても,物理量を体験させるという意味で有効と思われる.
著者
西澤 聡 船木 良輔 塚林 功 森田 登 上野 貴博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.466, pp.61-64, 2009-02-27

現代の学習において,電気磁気学を苦手とする学生が多く目立ち,それぞれが理解できずに卒業していく状況である.しかし,電気磁気学は,電気を学ぶ学生にとって基礎科目として大きな役割を担っている.磁気学が苦手な理由として,「言っていることが頭に浮かばない」,「現像をイメージすることが出来ない」,「数式が難しい」などが主な理由として挙げられる.本実験では,地球の磁場を用いたモータを,FEMを用いた磁界解析及び実物を製作することによって,解析と実物の双方を利用し,教育の現場で使用するための教材開発を目的として研究を行った.