著者
大向一輝著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2007
著者
大向一輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.1214-1221, 2006-11-15
被引用文献数
12
著者
高久雅生 江草由佳 岡本真 大向一輝
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2012-IFAT-108, no.4, pp.1-6, 2012-09-18

東日本大震災を契機として,博物館,図書館,文書館,公民館の被災・救援情報を集約するウィキサイトを構築した saveMLAK ウィキにおける編集がどのように行われたかを定量的に分析する.サイト設立から 1 年以上にわたる有志のボランティアによるウィキ編集行為の内容を明らかにすることを試みる.
著者
大向一輝
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.1214-1221, 2006-11-15
著者
武田 英明 大向一輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.586-593, 2004-06-15
被引用文献数
17 25

近年のWebにおけるさまざまな活動の中で、特に注目されているのが「Weblog(ウェブログ)」である。1998年頃から登場したWeblogサイトは、すでに全世界で1千万に近い数に達しているといわれており、現在も爆発的に増加している。いまや各プロバイダやポータルサイトでは顧客サービスの一環としてWeblogのホスティングサービスを提供することが当たり前のものとなった。これに伴う関連サービスも数多い。Weblogは既存のマスメディアやジャーナリズムにも大きな影響を与えており、Weblog上での議論が世論に反映するような事例も出始めている。このように、Weblogは社会システムとして定着しつつあると思われる。その一方で、Weblogサイトは一見してそれと判別できるような特殊な形態をしているわけではない。図-1に示すように、従来と同様のHTMLファイルがハイパーリンクによって接続されたものである。このため、Weblogは新たな名称をつけることによって作為的に起こされた一過性の流行現象でしかないと懐疑的にみる向きも多い。しかしながら、Weblogの普及に際して、コンテンツの記述システムや情報収集の手法など、HTMLファイルを公開するまでのプロセスを支援する技術が飛躍的に進歩している。そして、これらの技術がWebのアーキテクチャを変えつつある。本稿ではWeblogをめぐる技術に着目し、これらの解説を中心として、今後のWebの発展の可能性について述べる。まずWeblogの定義から最近の傾向といったWeblogに関するさまざまな事情について概観する。その上でWeblogにとって重要であるWeblogツールについて説明する。さらにWeblogツールの技術的基盤であるメタデータやその利用について説明する。その後にセマンティックWebとWeblogの関係について述べ、最後にまとめと今後の展望について述べる。"
著者
沼 晃介 平田 敏之 濱崎 雅弘 大向一輝 市瀬龍太郎 武田 英明
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.85-97, 2007-01-15
被引用文献数
10

本論文では,学術会議における参加者の活動の振り返り支援ならびに参加者間のコミュニケーションの支援を目的とした,Weblog コンテンツの作成および共有システムActionLog について述べる.ActionLog とは,個人の行動の履歴に基づきユーザのWeblog 上に位置や発表,周囲にいる人などのコンテキストを付加したコンテンツのドラフト(草稿)を自動的に生成するシステムである.行動をドラフトとしてユーザに提示することにより,ユーザが自身の活動を振り返り,その理解を深めることを支援する.生成されたドラフトはユーザの意思により編集,公開され,公開されたコンテンツはコンテキストをもとに閲覧される.エントリは,ユーザの実世界での行動に関する情報とユーザ自身の記述した主観をともなうコンテンツからなり,ユーザの体験を表しているといえる.こうしてコンテキストを共有するユーザ同士の体験の共有とコミュニケーションを促す.我々はActionLog を,第19 回人工知能学会全国大会において大会支援システムの1 つとして実装,運用した.この実装では,他の学会支援システムと連携することによってユーザの行動を取得した.運用の結果,提案システムが参加者の振り返りならびにコミュニケーションの手段として,期待した効果を果たしたことを確かめた.In this research, we propose a system called ActionLog which supports authoring and sharing Weblog contents for the purposes of support on reviewing and support on communicating in academic conferences. ActionLog collects users' actions from other information systems placed at a conference site, and automatically generates drafts of the Weblog contents based on the contexts of the actions. Users can edit and publish entries according to their will. We implemented and applied the system on an academic conference as a field test. The result shows that the system was used both for reviewing their activities and for communicating other participants.