- 著者
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小松 恭子
山中 朋美
高田 雅美
城 和貴
- 雑誌
- 研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
- 巻号頁・発行日
- vol.2010-MPS-79, no.11, pp.1-6, 2010-07-05
本稿では音楽生成モデルを提案する.このモデルはコード進行生成モデルとメロディ生成モデルからなり,それぞれ遺伝的プログラミングを適用する.まず部分コード進行を生成し,隠れマルコフモデルの特徴を利用して、得られる部分コード進行に適したメロディ列を作成する.そしてメロディ列を初期個体とし,部分メロディ生成を行う.遺伝的プログラミングを用いることで,メロディにおける音価の制限をなくし,あらゆる音の表現が可能となる.