著者
菅谷佳子 安藤 慎吾 鈴木 章 小池 秀樹
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.27, pp.73-78, 2008-03-10

単眼カメラで姿勢変動にロバストな顔認識を行うためには、任意視点の顔画像を認識辞書として登録する手法が有効である。本稿では、連続的に撮影された複数視点の顔画像から顔の 3 次元形状復元を行い、任意視点の顔画像を生成する手法を提案する。本手法では、多視点画像からの顔の特徴点追跡に Active Appearance Model を使用し、因子分解法を用いて3次元形状復元することでユーザーごとの3次元顔モデルを生成する。得られた3次元顔モデルから任意視点画像を生成するため、大きな向き変動のある顔画像も生成することが可能である。本稿では、生成した任意視点顔画像と様々な方向から実際に撮影された顔画像とで評価実験を行い、本手法の有効性を示す。Registrating multiple view face images is an effective way of improving the robustness of face recognition against pose variations. This paper proposes a method that generates multiple view face images based on 3D face reconstruction from one image sequence. The proposed method constructs a 3D face model from the Active Appearance Model in the facial feature tracking stage and the factorization method for 3D shape reconstruction. The constructed 3D face model allows many face images with large pose variation to be generated easily. Experiments using the generated face images and real images show the effectiveness of the proposed method.
著者
新井 啓之 宮川 勲 小池 秀樹 長谷山 美紀
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, no.26, pp.33-36, 2008-06-23
被引用文献数
1

デジタルサイネージの広告効果測定への適用を想定した,混雑時にも適用可能でかつ簡易な初期設定で利用可能な映像からの人数推定方法を提案する.本手法では,各画素が実空間の人物表面上でどのくらいの面積を占めるかを考慮することにより,画素から人数への変換係数を定義する.そして入力画像において検出された前景画素に沿ってこの変換係数を積算することにより推定人数を得る.局所的な処理結果の単純な積算として人数を推定できるため,混雑時においても安定な処理が可能となる.また処理に必要な幾何パラメータは,人の平均身長など先験的知識から決定されるものとカメラ校正により取得できるもののみであり,カメラ校正を行っておけばカメラ毎の細かなチューニングは不要となる.実画像を用いた実験により本手法の妥当性を確認した.