著者
山上 伸 樫尾 博 北澤 英理子 高橋 一喜
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.155-160, 2007-03-01

東京ガスのORチームは,社運を賭けて取り組んだ三大プロジェクトの遂行のために1971年に設立された.設立当初は華々しい成果を上げたものの,次第に課題が小粒になり,計算屋と化していった.梃入れにと1991年には研究部門へ移り,長期的な視点での研究に力を入れた.研究所での5年間の充電期間を経た後,企画部門に異動し,現在は経営に直結する課題の解決に携わっている.一方,2000年代に入ってから,ORを実践する組織が新たに二つできた.営業や製造供給の現場からのORニーズに応えるチームと,市場リスクを管理するチームである.三つのORチームはそれぞれに活躍している.
著者
山上 伸一 竹俣 昌利 溝上 宏
出版者
一般社団法人日本PDA製薬学会
雑誌
日本PDA学術誌 GMPとバリデーション (ISSN:13444891)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.11-17, 2002 (Released:2006-07-28)
参考文献数
7
被引用文献数
1

We are engaging the engineering and construction of many pharmaceutical factories, and facing increasing demand for properly treating the substances with the high pharmacological activity or toxicity. After the agreement of ICH Q7A API Guideline, the discussions on several issues including the containment of hazardous substances were raised broadly. Clarifying the requirement for the containment and the provision against the cross contamination was found very difficult. Issues and steps of countermeasures to establish the basis of containment facility obtained through the experience of the engineering and construction of containment facility is described in this report.