著者
高橋 文孝 本阿彌 彩佳 赤木 浩之 菊地 勇輝 伊藤 大輔 畠山 祥明 土岐 美苗 藤田 幸弘 原 康 山口 伸也
出版者
Japanese Society of Veterinary Anesthesia and Surgery
雑誌
日本獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:21896623)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.7-14, 2023 (Released:2023-04-25)
参考文献数
20

第7頸椎頭側成長板骨折を受傷した幼猫2頭に対して、頸部腹側正中アプローチを行い、骨折整復およびチタンスクリューとポリメチルメタクリレートを使用した椎体固定術を実施した。2症例ともに術後徐々に、第5頸椎腹側部に骨棘形成の進行を認め、1症例では、胸郭および胸椎頭側部の変形所見が認められた。骨折の発症要因は不詳であるが、術後、インプラントの折損や緩みは認められず、臨床症状は改善し、歩行可能となったことから、本研究で用いられた手法は有効な治療選択肢の一つになりうる可能性が示唆された。
著者
宝珍 輝尚 山口 伸也 都司 達夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学
巻号頁・発行日
vol.97, no.36, pp.25-30, 1997-05-13
被引用文献数
7

本論文では,感性の主因子を用いて多種のメディアデータの検索を行うシステムの改良について述べる.まず,画像と音声に対する感性の主因子を求める.画像に対しては,「評価性」,「力量性」,「活動性」という3つの主因子が得られ,音声に対しては,「評価性」,「緊張性」,「力量性」という3つの主因子が得られた.次に,これらの感性の主因子に対する特徴量の算出方法について述べ,これらの感性の主因子と特徴量を利用するように検索システムを改良する.本システムを風景画と自然音を対象として評価したところ,画像に対しては良好な評価結果が得られ,音声に対しては「緊張性」と「力量性」について良好な評価結果が得られた.