著者
岸 雅大 石井 康史 孟 林 山崎 勝弘
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.285-286, 2017-03-16

本研究では、甲骨文字原画像の各画素から近傍のベクトルを算出し、それらを合成する事により特徴点の抽出を行う。また、それらを用いて文字に含まれる線の本数を検出する。さらに、1000文字分のテンプレート画像と特徴を保存した甲骨文字データベースから、抽出した特徴を用いて類似するテンプレートの検索を行う。本手法では、甲骨文字の原画像を細線化し、ラスタスキャンを行って各画素の周囲のベクトルを合成する。そのベクトルの向きと大きさを用いて特徴点の抽出を行い、それらの特徴点から、文字に含まれる線の本数を算出する。最後に、抽出した特徴を用いて類似するテンプレート画像を甲骨文字データベースから検索する。
著者
中川聖也 孟林 山崎勝弘
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.603-604, 2014-03-11

近年、コンピュータ将棋はすさまじい成長を遂げ、遂にプロ棋士と互角に勝負をするまでになった。しかし初心者からみれば、強くなるにはどのような勉強をすればいいか分からず、コンピュータは強くなりすぎて練習相手に使えないということが起こってしまいがちである。近い将来、コンピュータ将棋の役割は人間と戦うことから、いかにして人間が成長することを手助けする方法を考えることが求められる時代になると考えられる。本論文では、初心者から上級者まで幅広い人に、棋力に基づいて手筋を学んでもらうためのシステムを設計し、試作する。
著者
山崎 勝弘 古川 知之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム
巻号頁・発行日
vol.94, no.384, pp.9-16, 1994-12-09
被引用文献数
2

過去の並列プログラムを極力再利用して並列プログラミングの負担を軽減させる方法について述べる。事例ベース推論は知識獲得の隘路を軽減させる手法として、裁判や故障診断などの実規模の問題に適用されてきた。本研究では並列プログラムの構造を解析して、その骨格を示すスケレトンを作成し、それに細部の肉付けを行って、並列プログラムを作成する手法について検討する。スケレントンにはタスク分割、同期、並列化手法など並列プログラムの最も重要な部分が含まれる。事例はスケレトン、プログラム本体、及びインデックスから成る。新たな問題に対して、類似したスケレトンを事例ベースから検索し、それに自動修正, 派生的類推による修正/ユーザによる修正を行って、並列プログラムを生成する。
著者
川端 泉 山崎 勝弘
出版者
奈良女子大学
雑誌
家政學研究 (ISSN:02867036)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.31-35, 1960-12
著者
山崎 勝弘 松田 浩一 安藤 彰一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム
巻号頁・発行日
vol.96, no.34, pp.1-6, 1996-05-16

類似した並列プログラムの構造を極力再利用して並列プログラミングの負担を軽減させる方法について述べる。並列アルゴリズムは一般的に、分割統治法、プロセッサファーム、プロセスネツトワーク、繰り返し変換に分類される。各クラス毎に並列プログラムを作成して、並列プログラミング用事例ベースを作成する。事例はインデックス、スケレトン、プログラム、並列効果、及び履歴から成る。スケレトンにはタスク分割、同期、相互排除、並列化手法、スレッド使用法など並列プログラムの最も重要な部分が含まれる。インデックスは並列プログラムの特徴を示し、並列効果は速度向上を示す。新たな問題に対して、類似したスケレトンを事例べースから検索し、それを自動/手動で修正して並列プログラムを生成する。