著者
山田 真貴子
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.629, pp.8-10, 2016-06-01

日本で開催されたG7(先進7カ国)香川・高松情報通信大臣会合で、事務方による協議など開催準備を指揮したのが山田局長だ。IoT(Internet of Things)で国際協調を進めるといった合意事項をどう成果に結び付けるのか。日本のICT開発戦略とともに今後の取り組みを聞…
著者
山田 真貴子
雑誌
奥羽大学歯学誌 (ISSN:09162313)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.89-101, 2016-12-01

顎矯正手術を受ける骨格性下顎前突症患者39例(男性19例、女性20例)を対象とし、三次元顔貌変形シミュレーションソフト(可動点を前後・上下方向に変化させることができる)を用いて、患者自身が考える術後の理想顔貌を男女別に調査し、矯正歯科医が考える理想顔貌と比較検討した。その際、初回検査時に採得した側面頭部X線規格写真をもとに顔貌形態パターンの垂直的な分類を行い、Long-Face群(LF群)とNormal-Face群(NF群)に分けた。検討の結果、NF群の男性患者の理想顔貌は矯正歯科医と比べて、シミュレーションの前後方向については、上唇部をより前方に位置させ、上下方向(下顔面高)については矯正歯科医と同じ認識であった。LF群の男性患者の理想顔貌は矯正歯科医に比べて、上唇部を前方に位置させ、下顔面高を変化させない顔貌であった。女性患者の理想顔貌はNF群・LF群とも歯科矯正医に比べて、上唇部を前方に位置させ、下顔面高を短くした顔貌であった。