著者
島岡 まな
出版者
慶應義塾大学大学院法務研究科
雑誌
慶應法学 = Keio law journal (ISSN:18800750)
巻号頁・発行日
no.37, pp.19-37, 2017-02

井田良教授退職記念号#論説一 はじめに二 性犯罪規定の大規模改正三 性犯罪の保護法益に関する議論の進歩四 刑法改正骨子への批判的考察五 おわりに

12 0 0 0 OA 共同研究の趣旨

著者
島岡 まな
出版者
日本刑法学会
雑誌
刑法雑誌 (ISSN:00220191)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.1-5, 2014-08-30 (Released:2020-11-05)
著者
島岡 まな
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.9, pp.447-479, 2011-09

宮澤浩一先生追悼論文集論説一 はじめに二 児童ポルノ禁止をめぐる日本の状況三 児童ポルノ(及び一定の成人ポルノ)禁止をめぐるフランスの対応四 おわりに - フランス刑法から学ぶべきこと
著者
島岡 まな
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

いわゆる矯正困難者に対する効果的な刑事制裁について、フランス刑事法の状況を調査した。フランスでは2002年以降のサルコジ内相、2007~2012年のサルコジ大統領の下で数多くの治安維持立法、再犯防止立法がなされた。それに基づく刑事政策を性犯罪、薬物犯罪者などについて調査したが、前者に関する電子監視や矯正プログラムも中途半端に終わっており、2012年のオランド政権誕生による政権交代後は、厳罰化も再犯防止には逆効果であると評価され始めている。薬物犯罪者に対する治療命令は一定程度効果をあげている。高齢犯罪者については、刑務所を避ける人道的政策が行われており、日本も見習うべきだと思われる。
著者
島岡 まな
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.p61-123, 1995-03

論説一 はじめに二 フランス刑法における文書偽造罪理論とわが国への輸入過程 (一) 一八一〇年刑法典における文書偽造罪規定 I 公文書又は公正証書偽造罪 II 私文書、商業書類又は銀行書類偽造罪 III その他の特殊な文書偽造罪 (二) フランス文書偽造罪理論とわが国への輸入過程 I 文書 II 真性の改変 III 損害 IV 故意 V 偽造文書行使罪三 一九九二年新刑法典における文書偽造罪 (一) 私文書及び私的記録物偽造罪、同行使罪 (二) 行政文書偽造、同行使及び所持罪 (三) 公文書及び公的記録物偽造罪、同行使罪 (四) 偽造関連犯罪 (五) 証明書偽造罪及び関連犯罪四 おわりに
著者
島岡 まな
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

フランス刑法(1992年)は、日本の刑法(1907年)と比較し、ジェンダー平等的である。それは、①差別罪、②セクシュアル・ハラスメント罪、③夫婦間強姦を含む配偶者間暴力の犯罪化・加重処罰、④網羅的な性犯罪処罰等に表れている。その基礎には「ジェンダー差別は人権侵害である」との問題意識がある。多くの男女平等推進立法が刑法に影響を与えている。日本刑法のジェンダー不平等性をめぐる議論の遅れは、 社会の男女不平等の反映に過ぎない。2000年にパリテ(男女議員同数)法を可決し2007年以来男女同数の内閣を実現しているフランスに倣い、日本も政治分野でのクォータ制の導入が必要であろう。
著者
島岡 まな
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.9, pp.447-479, 2011-09 (Released:2011-00-00)

宮澤浩一先生追悼論文集論説 一 はじめに二 児童ポルノ禁止をめぐる日本の状況三 児童ポルノ(及び一定の成人ポルノ)禁止をめぐるフランスの対応四 おわりに - フランス刑法から学ぶべきこと