著者
田中 健次 鈴木 和幸 嶋崎 真仁 鈴木 和幸 伊藤 誠 田中 健次
出版者
電気通信大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1997

インターネットを用いた信頼性・安全性の作り込みの為のデータベース構築の原理と解析手法を5分野に分け究明・検討を行ない、以下の成果を得た。1.計算機のデータベース支援インターネットを援用した3層 Client/Server型システムにより、FMEAの自動作成および信頼性データ解析法の原理と一提案を行った。2.故障情報データベースに基づく信頼性解析Warranty dataのような不完全な故障データベースより、寿命評価への有用な情報を導出する方法を提案した。また、databasesに蓄積すべき最小十分なdatabasesの検討を行った。3.ヒューマンエラーに着目した安全性解析広辞苑より1120個の副詞を抽出し、ヒューマンエラーに関するガイドワードのデータベースを作成し、本ガイドワードに基づく「人間の誤使用」をエラーモードとするFMEA構築システムを提案した。また、誤報による人間の心理的変化、信頼の変化を探り、時間制約がどの程度、状態判定の誤りを引き起こすか、あるいは誤動作がどのような発生状況であると人間がシステムを信頼しなくなるか等を認知実験を通して明らかにした。4.ヒューマンインターフェイスと安全性設計ヒューマン・コンピュータ・インターフェイスの観点から人間中心の設計に着目し、安全と危険の間のグレイゾーンを考え、この領域をも危険とに含めて考え、それらを回避する"安全保証設計"を提案し、危険回避型設計との比較検討を行った。5.状態監視保全による未然故障防止システム状態監視保全システムにおけるリアル監視情報の有効利用法を目指し、可変しきい値をもつモニタリングシステムの最適設計法と異種の監視特性のセンサを用いた異質センサ型システムモデルを解析・究明した。
著者
嶋崎 真仁 住田 友文
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.20, pp.193-196, 2005

本稿は、大学の入試市場に関する公開情報を援用し、経営分野ならびに経営工学分野の国公立大学を対象に、そこから読み取れる各大学・学科のポジションの変化について特徴的なものを抽出した。その結果、?就職状況が学部系統別の志願者数の増減に必ずしも反映していないこと、?情報工学系の学科が経営系へシフトするケースが見られること、?ランキングが上昇している学科は入試科目を工夫していることが分かった。
著者
岸川 善紀 嶋崎 真仁 磯 圭一
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第24回全国大会
巻号頁・発行日
pp.158-161, 2009 (Released:2010-02-26)

In this paper, we argued the condition of areas based on tertiary industries. The tertiary industry ratio is high in Japan. But the ratios are dispersed in each area. The dispersion may accrue from the characteristics of areas. Then we analyzed the industrial structure of local areas by using the census. We focus on tertiary industries, and we extract the characteristics.