著者

石田 信一 川平 ひとし 北澤 憲昭 ドレイク クリス 池上 貞子

出版者

跡見学園女子大学

雑誌

跡見学園女子大学人文学フォーラム = JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF LITERATURE (ISSN:13481436)

巻号頁・発行日

no.1, pp.9-26, 2003-03

著者

川平 ひとし

出版者

跡見学園女子大学

雑誌

跡見学園女子大学紀要 (ISSN:03899543)

巻号頁・発行日

no.33, pp.43-57, 2000-03

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鎌倉末期を目処として成立したと考えられる歌論書 (あるいは歌学書) である『和歌淵底秘抄』(「和歌淵底抄」とも) の、奥書中に見える「定家卿懐中書相傳次第」という語句、ことに「定家卿懐中書」という名辞に着目する。当該の書は藤原定家その人の著作とは認められない。しかし、右の名辞が伝えているのは、同書は定家に関わる書に他ならないことを示唆しさらに当の書を授受・継承してきたという事実を証示しようとする主体の意志の現れである。本稿では、この名辞に含まれている意味と意義を解きほぐすことによって、テキストを制作し、さらに制作された当のテキストを受容し取り扱う中世の人々の<テキスト意識>や、定家に仮託されたテキストの生成と展開の問題との結びつきを検討する。そこから仮託書類のテキストに働く力としての<テキスト幻想>を抽出して、その再措定と命題化を試みる。定家仮託書を追究するための一観点を設定してみたい。

著者

川平 ひとし

出版者

跡見学園女子大学

雑誌

跡見学園女子大学紀要 = Journal of Atomi Gakuen Women's College (ISSN:03899543)

巻号頁・発行日

no.21, pp.1-46, 1988-03

著者

川平 ひとし

出版者

跡見学園女子大学

雑誌

跡見学園女子大学紀要 (ISSN:03899543)

巻号頁・発行日

vol.23, pp.1-23, 1990-03-20

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藤沢の時宗総本山清浄光寺 (遊行寺) に蔵される標記の一本を紹介する。同本は著者冷泉為和の自筆になるものと目され、依拠すべき本文であることはもとより、為和の和歌活動、ことに時宗の人々との繋がりを伝える資料として貴重だと思われる。同本をめぐる書誌を吟味しながら、関連してもたらされる問題点-書名・構成・記載内容 (系譜意識、家の説の提示、和歌の会の場の意義など) の含みもつ問題、惣じて室町後期数多く作成され享受された和歌作法書類を捉えるための視点にかかわる問題-を検討し、論末に本文翻刻を付す。

著者

川平 ひとし

出版者

跡見学園女子大学国文学科

雑誌

国文学科報 (ISSN:03886204)

巻号頁・発行日

no.22, pp.40-62, 1994-03