- 著者
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市川 貴久
奥田 隆史
井手口 哲夫
田 学軍
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.106, no.524, pp.59-64, 2007-01-25
- 被引用文献数
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7
迷惑メールやspamメールが増加している.Spamメールに対処するため,メール利用者は,アンチスパム・ソフトウェアを利用し,spamメールを自動的に検出・分類・削除している.しかしながら,アンチスパム・ソフトウェアのフィルタリング条件の設定によっては,spamメールでないメールまでがspamメールと誤認されてしまう.また,最近ではフィルタリングの連続処理が原因で,消失してしまうサイレントメールの存在も明らかになっている.我々は,フィルタリング処理の精度向上のために,spamメールの到着間隔を利用することを考えている.そこで,本研究では,収集したメールを分析し,spamメールの到着特性を示した.