著者
布川 絢子 矢入 郁子 山川 宏
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会第二種研究会資料 (ISSN:24365556)
巻号頁・発行日
vol.2020, no.AGI-015, pp.06, 2020-08-29 (Released:2021-09-16)

One of the objects of consciousness research is the attention, which has the property of inhibitingirrelevant information and emphasizing the processing of relevant information. It has been proposed thatclaustrum (CLA) determines which information to direct selective attention to in a top-down manner. Amodel in which the CLA regulates attentional selection from higher-order regions to sensory regions wasproposed. The CLA-mediated neuronal connections can be assumed to be a counter stream structure, butreciprocal connections between the CLA and cortical and higher order regions have been identified. In thispaper, we discuss the mechanism of attentional selection
著者
田和辻 可昌 布川 絢子 山川 宏
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第35回 (2021)
巻号頁・発行日
pp.2H1GS3a02, 2021 (Released:2021-06-14)

これまでオントロジカルAIにおいて機能を捉える枠組みは人工物をドメインとして提案されてきた.一方で,脳を参考にしたアーキテクチャを開発する上では,人工物のような合目的的な機能を設定するのではなく,自然物としての物理的構造に矛盾しない形で合目的的に機能を設定する必要がある.このような機能は一意に与えることができず,多元的にならざるを得ないという性質を有する.そこで本研究では,脳型アーキテクチャの構築を志向して,合目的的自然物における機能を多元的に解釈する枠組みに必要な概念を整理することを目的とする.本研究では,従来の関連する重要な概念として,David Marrの提唱した三つの水準を再考し,開発者と設計者間で合意が取れる概念の整理を試みた.この結果,David Marrの提案した三水準では,実質的ではあるものの機能的な観点と物理的な観点が未分化であり,またこの暗黙的な混同はソフトウェア開発一般における問題であることが明らかとなった.本研究の整理によって,脳型アーキテクチャの設計者・開発者間で合意が取れる概念が整理され,機能と構造を一貫した関係で捉えることが期待される.