著者
市川 裕介 林 阿希子 美原 義行 清水 健太郎 手塚 博久
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:21888744)
巻号頁・発行日
vol.2019-GN-106, no.31, pp.1-6, 2019-01-17

訪日外国人の増加に伴い,空港,駅,など公共施設の混雑機会も増えている.混雑状態は施設の安全性,快適性を損なうことから,施設利用者を誘導し,動きを制御することで,混雑を緩和するシステムの導入が重要となる.我々は,刻々と変化する施設内の混雑状況を計測し,空いているルートを動的に案内する動的案内サインシステムを構築し,実際に羽田空港国際線旅客ターミナルにおいて評価した.本稿では,混雑度の表示による誘導効果計測の結果について報告する.
著者
清川 真千子 内村 正幸 上山 勝行 手塚 博愛
出版者
鹿児島県畜産試験場
雑誌
鹿児島県畜産試験場研究報告 (ISSN:0389357X)
巻号頁・発行日
no.36, pp.98-103, 2002-12

薩摩鶏雄とロードアイランドレッド雌の交配による交雑鶏を基礎鶏とし、交雑鶏同士の交配を繰り返して作出した第12世代さつま地鶏について、育成期は2001年2月28日から8月21日までの175日間、成鶏期は2001年8月22日から2002年5月28日までの280日間性能を調査し、次の結果を得た。1.飼養成績。(1)育成期。175日間の育成率は、雌雄平均で88.7%、体重は3484g、飼料消費量は96.4g/日・羽、飼料要求率は4.94であった。(2)成鶏期。176~455日齢までの生存率は、雌雄平均で87.1%、体重は433g、飼料消費量は150.8g/日・羽、雌の産卵に対する飼料要求率は5.31であった。2.産卵成績。初産日齢は154日齢、50%産卵到達日齢は178日齢、53g卵重到達日齢は189日齢であった。産卵率は、平均で45.2%、産卵ピークは232~259日齢で、53.8%であった。3.繁殖成績。交配は自然交配で実施し、受精率、中止卵率、死ごもり卵率、対有精卵ふ化率および対入卵ふ化率は、それぞれ67.3%、7.4%、11.1%、81.5%および54.9%であった。
著者
手塚 博
出版者
有斐閣
雑誌
哲学雑誌 (ISSN:03873366)
巻号頁・発行日
vol.132, no.804, pp.263-302, 2018
著者
伊藤 達明 中村 幸博 手塚 博久 武藤 伸洋 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.37, pp.81-86, 2009-09-24

放送やネットワークの高度化に伴い,視聴者は自宅に居ながら様々な番組を視聴できるようになった.その一方で,TV番組の選択肢も増えるため,大量の番組の中から視聴者の嗜好にあった番組を見つけ出すための仕組みが求められている.本稿では,それらの問題を解決するために,ユーザの嗜好を内在し,多様な情報が継続的に更新されるという特徴をもつライフログを活用したTV番組レコメンドシステムを提案する.さらに,TV番組の視聴履歴に加え,滞在地履歴やWWW閲覧履歴といったライフログを活用することで,TV番組レコメンドにおいて発見性や満足度を向上させ得ることを検証するため,提案手法に基づくプロトタイプシステムを実装し,評価実験を行う.
著者
手塚 博久 中村 幸博 茂木 学 永徳 真一郎 瀬古 俊一 西野 正彬 武藤 伸洋 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.272, pp.129-133, 2009-11-05
被引用文献数
11

近年の携帯端末の小型化・各種センサの搭載により,ユーザの様々なライフログを用いてサービスを提供するシステムの実現が現実味を帯びている.現在のライフログ活用サービスは,個人のライフログと情報をマッチングさせるものが主流であるが,複数人のライフログを活用し,協調フィルタリングや集合的知識の抽出を行うことで,利用者の知識拡大や新たな発見をもたらすサービスの提供が可能となる.複数人のライフログを活用するためには,利用者が安心してライフログを提供できるための開示制御機能を含めたローカルシステム,大量のライフログを蓄積し処理するためのセンタシステムを組み合わせることが有効である.本稿では,ライフログを利用するために必要なシステムアーキテクチャに基づくシステム構築を行い,ユーザ状態を把握するフィールド実験を行った結果について報告する.
著者
藤田 将成 手塚 博久 武藤 伸洋 南 弘征 水田 正弘
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.3-15, 2013 (Released:2013-09-28)
参考文献数
16
被引用文献数
1

This paper proposes a method to make and analyze “contact-keywords history” from GPS logging data. We develop the method to infer gourmet preferences. The history consists of time-series attributes related to spots (shops, restaurants, etc.) in GPS logging data. These days, many contents-search or recommendation services for large volumes of contents in the Internet are available. Typically, the systems on these services need to have quite precise user requests before they can offer desirable contents. It is a hard work for a user to give enough information for the systems. Since most portable devices including mobile phones have GPS function, we can easily get GPS data and utilize them for user preferences. We evaluate the proposed method through practical GPS data.