- 著者
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逸村 裕
小川 治之
緑川 信之
金子 昌嗣
斎藤 憲一郎
- 出版者
- 社団法人情報科学技術協会
- 雑誌
- ドクメンテーション研究 (ISSN:00125180)
- 巻号頁・発行日
- vol.33, no.6, pp.273-279, 1983-06-01
理工学34分分野の雑誌を対象に,引用数,自誌引用率,被引用数,impact factor,decay index,immediacy indexの各引用尺度について調べ,分野ごとに平均を計算した。その結果,以下の点が明らかにされた。 (1)一般に,引用数の多い分野ほど,被引用数も多く,impactfactorの値も高い。応用・複合科学分分野は,被引用数,impact factorがともに低い。(2)decay indexの値は分野による差があまり大きくない。ただし,伝統的な分野よりも,最近発達してきた分野の方が,比較的値が大きい。(3)immediacy indexは,分野による差が大きい。応用・複合科学,および数学,力学などの伝統的な分野で値が低い。