著者
光野 雄三 庵 政志 田中 幹雄 加藤 善久 伊佐山 浩通 山田 尚士 皆川 信幸 日吉 徹 関谷 裕之 中田 良 吉次 通泰
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:03899403)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.164-165, 1995

We report here our experience of patient treated initially with famotidine and subsequently with proton pump inhibitor omeprazole. Protein levels rose to normal range after 4 months and remained within normal limits, but upper endoscopy still showed enlarged gastric folds after 5 months. Conservative therapy with PPI and H<sub>2</sub>-RA must be tried prior to surgery.
著者
太田 啓介 久野 伸夫 衛藤 理砂 大野 誠 日吉 徹 吉次 通泰
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.91, no.5, pp.1601-1603, 2002-05-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
4

症例は44歳,女性.月経中にタンポンを使用していた所,嘔気,嘔吐,下痢,高熱,紅斑を来たし,短時間にショックに陥ると共に多臓器不全の様相を呈した.急性期に施行した咽頭,血液,尿培養は全て陰性であったが,月経血培養にて黄色ブドウ球菌が検出され,またエンテロトキシンB抗原が陽性であった.エンテロトキシンBが起因毒素と考えられるトキシックショック症候群の症例は稀であるため報告した.