著者
小松 亨 星 明考 北山 秀隆
巻号頁・発行日
pp.1-368,

内容 : ガロア理論続論 / ガロア群の計算 / 不変体の有理性問題(1) / 不変体の有理性問題(2) / Flabby resolutionのGAPによる計算 / 半単項式作用と有理性問題 / 冪根を含まない体のクンマー理論について / 複比の体での有理性問題 / 有限単純群の分類問題について / ガロワの逆問題と剛性の方法について / Exposition of "The simplest cubic fields are non-isomorphic to each other" / ガロア群の構成問題の明示解の活用 : 明示的な多項式があると出来ること / PSL_2(F_p) に対するガロワの逆問題について / Rationality problem for algebraic tori / Norm one tori and Hasse norm principle / 不分Brauer群と不変体の有理性問題 / 3次不分岐コホモロジー群とネーター問題 / 3次不分岐コホモロジー群のGAP による計算 / 野生McKay対応概説 : 数論的視点と最新成果 / 虚二次体の射類体の相対べき整基底 / 明示的Minkowski単数とWeberの類数問題について / 3x+1問題のさまざまな一般化 / Brocard-Ramanujan問題について / Z^^^上の力学系について / 2次有理写像による代数体の反復拡大について / ガロア群の同質類とガロア拡大の構成 / Infinitely many hyperelliptic curves with exactly two rational points
著者
星 明
出版者
佛教大学社会学部
雑誌
社会学部論集 (ISSN:09189424)
巻号頁・発行日
no.64, pp.1-23, 2017-03-01

本稿は,中国の社会学界がマルクス主義社会学をどのように受容し,どのように展開させてきたかを,清末期,民国期,新中国成立後の百花斉放・百家争鳴期と反右派闘争期,そして社会学の中断期と回復期といった歴史区分ないしエポックと関連させて考察したものである。民国期に,なんにんかの社会革命家,言論人,知識人らがマルクス主義を国家の変革,構築のための考え方と行動の基礎にするために取り入れたが,それにはマルクス主義社会学も一定の寄与をした。そしてマルクス主義社会学はブルジョア社会学に対して劣勢ながらももう一方の学派として流布した。しかし,新中国成立8年後の反右派闘争期(1957)にはマルクス主義社会学も含めすべての社会学は1979年までタブーになった。その理由は,社会学は資本主義社会のブルジョア思想をもつ学問であると判断したからである。1979年3月の社会学の回復,復権,再建にあたって,史的唯物論と社会学との関係について,多くの社会学者の論争を経て,社会学界として一定の理論的結論をだし,社会学に携わることの恐れや社会学のタブー視を撤廃し,社会学の再建を加速させた。この小論は,うえの内容を関連資料(可能な限り一次資料)に基づいて論じたものである。マルクス主義社会学史的唯物論ブルジョア社会学中国社会学史反右派闘争

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著者
星 明男 藤田 友敬
出版者
日本私法学会
雑誌
私法 (ISSN:03873315)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.78, pp.97-99, 2016-04-01 (Released:2020-04-01)
著者
角皆 宏 都築 正男 梅垣 敦紀 森山 知則 陸名 雄一 星 明考 小松 亨
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

ガロア理論とは一言で言えば数の対称性の理論であり、中でも構成的ガロア理論は、狙った対称性を具体的明示的に作ることを主眼とする研究である。特に本研究課題では、非可換な対称性(ガロア群)を持つ場合を取り扱い、幾何的な対称性を利用する手法を中心として、主に5次・6次の多項式に関わる場合に対し、様々な特色ある対称性を持つ多項式を具体的に構成した。得られた多項式が簡潔な表示を持つことも意味があり、それにより幾らかの数論的性質も明らかにすることが出来た。